のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

もう箱にぶつからない

2009-12-17 | KA
 ビーチのシーンの砂は、コルクで出来ています。そのコルクは、舞台が垂直になる時にリフト5に並べられた十数個の大きなキャスター付きの箱に受けられていました。従者役のアーティストが、砂と一緒に落ちたり落ちなかったりすることがあるのは、安全ネットが湿度により状態を変化させるためで、湿度が高いとネットが緩み、下で砂を受けている箱にアーティストがぶつかってしまうためでした。それを改善するためのシステム導入を、もうずいぶん前から試みていたのですが、本日ようやく入れることができました。
 脚の付け根は一回目にまた痛めてしまいました。調子を訊かれて、答えるのが苦痛になってきました。そして、痛めた脚で踊るのに一回目に集中力を使いすぎたかのよう。二回目の待機中に時々空白になっている自分が居るのが分かりました。気付いて注意をしても、何度も抜けていきそうになりました。
 今日はデリックの奥様が、手作りのプレゼントを届けて下さいました。そして彼女は、ショーの後にはパジャマに着替えて、KA劇場での今日の映画上映会に備えていました。私は支度が進まず、映画の始まりに間に合わず、せっかく企画して下さった映画会に参加せずに帰りました。