のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ゲイルの『ナイチンゲール』

2010-03-28 | 日記
 ゲイルの作品『ナイチンゲール』の本番、彼女に招待して頂き、観に行きました。
 今日は他に二つの作品がありました。一つ目の作品は、斬新だったのでしょうが、だんだん動きが同じに見えてきて、私にはあまり受け入れられませんでした。三つ目の作品はピアソラの曲で、もちろんタンゴ調。こちらはきれいで見やすかったです。
 さて、ゲイルの作品、まずは光がとてもきれいでした。宮殿の様子を、人が運べるほどの柱を使ってうまく表現していました。もちろん、柱はゲイルの手作りです。皇帝と宮中の人々の衣装も、そのきれいな光に映えていました。作り物のナイチンゲールのカゴもまたゲイルの手作りなのですが、ダンサーの上半身に取り付けられていて、踊る時に、腰の辺りにあるそのカゴの底が、屋根となっている部分にくっつくように出来ているのですが、写真撮影をしている時に見た時、上手くいっていなかったので、それが出てきた時はちょっとドキドキしました。踊りは、作品の幕開けとなる、森のシーンがとても素敵でした。躍動感のある始まりは、構成も面白く、期待感が高まります。森の静けさの中には、ゲイルらしい面白い振付が出て来て、味を添えていました。