少し暖かいので、お風呂に母を入れてあげようと思っていましたが、自分の用事に目処もつけておきたかったので、自分のことを先にしていました。
母が寝たので、父が床屋に行きたいと言い、ハッとしました。私が居る内に、どんどんそのようなことをしてもらえれば良かったのに、気付きませんでした。
父が出掛けて間もなく、夜勤明けの兄が訪ねて来てくれました。母を起こして、三人でお茶を飲みながら、父が帰るのを待ちました。駅に居るという父からの連絡から、帰るのが遅いので心配をしていましたが、予想通り昼食を買って帰ってきました。父と兄がそれを食べ、母と自分にはおにぎりを作って昼食にしました。
自分の用事の続きを始めると、母が身体を拭いて欲しいと言います。お日様も陰って少し寒くなっているところでしたので、母をお風呂に入れてあげることにしました。
一階は寒いので、父がストーブを焚いて、そこでお風呂を上がった時に着る洋服を温めていました。
母は、
「気持ち良い、気持ち良い。」
とても嬉しそうに浸かっていました。
病院では髪の毛を洗うこともなかっただろうと、私はずっと気になっていました。今日は、髪を洗ってあげられます。でも、湯船を出て髪を洗うと、少し寒いかしらと方法を考えていると、
「エンガチョだから?」
お風呂の水をこの後抜くと聞いた母が言いました。“エンガチョ"、何だか懐かしい言葉で、笑ってしまいました。
お風呂の水を抜くというので、母はそのままお風呂に入ってもらっていて、湯船の淵に頭をのせ頭を洗いました。上手には出来ませんが、母がとても気持ち良さそうにしていたので、私も気持ち良くさっぱりしました。
父がお風呂を掃除して戻って来ると、母と三人でお茶を飲みました。甘いものは母のお友達が作って下さった羊羹以外お預けで、母のために煮干し、うなぎの骨、いわしせんべいをお茶請けに。
ゆっくりしていたかったのですが、用事が済んでいないので、続きを始めました。すると、夕飯のことを尋ねられました。鯵の押し寿司と決まり、私が駅まで買いに行くことにしたのですが、郵便局へ五時までに行きたかったので、その用事をしていると、父が自分で行くと言います。父と私で出掛けられないので、父に待ってもらいました。
ようやく用事が済み、郵便局と、ご近所のみなさんにご挨拶へ行くことが出来ました。幼稚園の先生は、丁度一年前に手首を骨折したそうで、いろいろなことを教えて下さいました。ご近所のみなさんは、誰もが親切で、母のことも父のことも良く分かって下さっていて、本当に有難く、親切なみなさんに囲まれて幸せだと思いました。
帰宅すると、夕飯の買い物に出掛けました。鯵の押し寿司は、買ってくれば二人で食べることが出来るので、違うものを夕食にすることにしました。時間がないので、お惣菜半分、手作り半分で夕食。駅まで行く時間がなく、母には近所のスーパーの簡単なお花しか渡せなかったのが残念でした。
帰り支度はまだ済んでいなかったので、お皿洗いは父に頼んで、支度を始めました。使用していた部屋を元の状態に戻すより、もっと片付けたいところもありましたが、その時間はありませんでした。
仕事を終えた兄が、お姉さんと迎えに来てくれて、空港へ向かいました。父と母にこうして実家で見送られたのは、初めてのことでした。
空港へ近づくと、一人で空港に居るのは淋しいだろうと思ったのか、兄がお茶でも飲むかと尋ねてくれました。古谷野先生がいらして下さる予定と伝えると、二人は帰りました。仕事の後、金曜日なのにお酒も飲まずに帰り、車を出してくれた二人に感謝します。
チェックインは、機械で出来ないかもしれないと思いながら近づくと、いつもの係りの方がいらして、ご挨拶をすると、
「確か、永住権か何かお持ちでしたよね。」
と言って、優先の列に案内して下さいました。順番を待っていると、
「お席は、20Bのままでよろしいですか。」
私は、名も名乗っていませんし、彼女はパスポートも見ていないのに、どうして私の名前が分かったのでしょう。何度かお世話になっているとはいえ、私が一人を覚えているのと、彼女が何千、何万人を超えるお客様の一人の名前を覚えているのとは訳が違います。驚きました。そして、今回も親切にして頂きました。
手続きが終わると、古谷野先生が丁度いらして下さり、いつものお店にソフトクリームを食べに行きました。私は、一人で話し続けていました。遅い時間にもかかわらず、いらして下さった先生。いつも有難いです。
気付くと、時間に余裕はなく、活字好きなロスアンゼルスの友人に選ぶ間もなくさっと雑誌を買うと、搭乗口へ。実家に電話をしようと公衆電話を探しましたが、見当たりません。考えると時間も遅いので、メールをすることにしました。
すると、テレビのことでメールが入っていました。「番組タイトルは、日本テレビ『海を渡ったサムライ&なでしこ 世界が認めた日本人に感謝状SP(スペシャル)』です。放送日時:2月11日 午後9時~午後11時8分」
飛行機の中では、ほぼ寝ていました。二席使えたので、横になって寝ていました。
母が寝たので、父が床屋に行きたいと言い、ハッとしました。私が居る内に、どんどんそのようなことをしてもらえれば良かったのに、気付きませんでした。
父が出掛けて間もなく、夜勤明けの兄が訪ねて来てくれました。母を起こして、三人でお茶を飲みながら、父が帰るのを待ちました。駅に居るという父からの連絡から、帰るのが遅いので心配をしていましたが、予想通り昼食を買って帰ってきました。父と兄がそれを食べ、母と自分にはおにぎりを作って昼食にしました。
自分の用事の続きを始めると、母が身体を拭いて欲しいと言います。お日様も陰って少し寒くなっているところでしたので、母をお風呂に入れてあげることにしました。
一階は寒いので、父がストーブを焚いて、そこでお風呂を上がった時に着る洋服を温めていました。
母は、
「気持ち良い、気持ち良い。」
とても嬉しそうに浸かっていました。
病院では髪の毛を洗うこともなかっただろうと、私はずっと気になっていました。今日は、髪を洗ってあげられます。でも、湯船を出て髪を洗うと、少し寒いかしらと方法を考えていると、
「エンガチョだから?」
お風呂の水をこの後抜くと聞いた母が言いました。“エンガチョ"、何だか懐かしい言葉で、笑ってしまいました。
お風呂の水を抜くというので、母はそのままお風呂に入ってもらっていて、湯船の淵に頭をのせ頭を洗いました。上手には出来ませんが、母がとても気持ち良さそうにしていたので、私も気持ち良くさっぱりしました。
父がお風呂を掃除して戻って来ると、母と三人でお茶を飲みました。甘いものは母のお友達が作って下さった羊羹以外お預けで、母のために煮干し、うなぎの骨、いわしせんべいをお茶請けに。
ゆっくりしていたかったのですが、用事が済んでいないので、続きを始めました。すると、夕飯のことを尋ねられました。鯵の押し寿司と決まり、私が駅まで買いに行くことにしたのですが、郵便局へ五時までに行きたかったので、その用事をしていると、父が自分で行くと言います。父と私で出掛けられないので、父に待ってもらいました。
ようやく用事が済み、郵便局と、ご近所のみなさんにご挨拶へ行くことが出来ました。幼稚園の先生は、丁度一年前に手首を骨折したそうで、いろいろなことを教えて下さいました。ご近所のみなさんは、誰もが親切で、母のことも父のことも良く分かって下さっていて、本当に有難く、親切なみなさんに囲まれて幸せだと思いました。
帰宅すると、夕飯の買い物に出掛けました。鯵の押し寿司は、買ってくれば二人で食べることが出来るので、違うものを夕食にすることにしました。時間がないので、お惣菜半分、手作り半分で夕食。駅まで行く時間がなく、母には近所のスーパーの簡単なお花しか渡せなかったのが残念でした。
帰り支度はまだ済んでいなかったので、お皿洗いは父に頼んで、支度を始めました。使用していた部屋を元の状態に戻すより、もっと片付けたいところもありましたが、その時間はありませんでした。
仕事を終えた兄が、お姉さんと迎えに来てくれて、空港へ向かいました。父と母にこうして実家で見送られたのは、初めてのことでした。
空港へ近づくと、一人で空港に居るのは淋しいだろうと思ったのか、兄がお茶でも飲むかと尋ねてくれました。古谷野先生がいらして下さる予定と伝えると、二人は帰りました。仕事の後、金曜日なのにお酒も飲まずに帰り、車を出してくれた二人に感謝します。
チェックインは、機械で出来ないかもしれないと思いながら近づくと、いつもの係りの方がいらして、ご挨拶をすると、
「確か、永住権か何かお持ちでしたよね。」
と言って、優先の列に案内して下さいました。順番を待っていると、
「お席は、20Bのままでよろしいですか。」
私は、名も名乗っていませんし、彼女はパスポートも見ていないのに、どうして私の名前が分かったのでしょう。何度かお世話になっているとはいえ、私が一人を覚えているのと、彼女が何千、何万人を超えるお客様の一人の名前を覚えているのとは訳が違います。驚きました。そして、今回も親切にして頂きました。
手続きが終わると、古谷野先生が丁度いらして下さり、いつものお店にソフトクリームを食べに行きました。私は、一人で話し続けていました。遅い時間にもかかわらず、いらして下さった先生。いつも有難いです。
気付くと、時間に余裕はなく、活字好きなロスアンゼルスの友人に選ぶ間もなくさっと雑誌を買うと、搭乗口へ。実家に電話をしようと公衆電話を探しましたが、見当たりません。考えると時間も遅いので、メールをすることにしました。
すると、テレビのことでメールが入っていました。「番組タイトルは、日本テレビ『海を渡ったサムライ&なでしこ 世界が認めた日本人に感謝状SP(スペシャル)』です。放送日時:2月11日 午後9時~午後11時8分」
飛行機の中では、ほぼ寝ていました。二席使えたので、横になって寝ていました。
高橋さんご出演の番組観ました!
笑顔で前向きに頑張る姿は、とても美しく
勇気をもらいました。
周りの方々も素敵ですね。
高橋さんの人柄だからこそ、仲間から慕われるのでしょうね。
楽しいことばかりではないと思いますが、
お体には気をつけてください。
いつの日か、またラスベガスにダイアナに会いに行きます!
国内から一度もでたこともなく。
もんもんとちっちゃなことでウジウジしていた自分に
元気が出てきました。
思わず、YouTubeで検索をしたら、
高橋さんの演技がLOVEDANCE
というタイトルで発見しました。
月並みな表現しかできないのですが、
なんだかわからず泣けてきました。
胸がキューとして。
あー
この思いをなんと表現してよいのかわかりませんが・・・
ありがとうございました!!
頑張って働いて、生で見に行きたいので
その日まで・・・
ぜひ頑張っていただきたいと心の奥底から
思いがあふれています。
ありがとうございました。