陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

走馬灯の夜  寒川猫持

2011-01-17 21:24:18 | 
走馬灯の夜
寒川 猫持
集英社


猫短歌、猫の歌詠みであらせられる寒川猫持さんの幼少期の自叙伝。
私小説になるのだろうか?
わっ!私と同級生になる。
というどうでもいいがわくわくする事実もわかった。
と言うことで時代的にはすこぶるよく分った。
おばぁさまはすこぶるお金持ちのお嬢さんであったとか、
両親は医者であったとか、
貧乏庶民育ちの我が家とは少々の違いはあるが、
汲み取り便所の落とし紙のウジ虫の蠅取り紙のと言う話は実体験として記憶にある。
この寒さ中、
暖房は火鉢、湯たんぽの隙間風の話も思い出す。
そして、あのポン菓子屋。
リヤカーでやってきたか?ポンと大きな音で大きな缶にいっぱい。
手と口をべたべたにして、いくら食べても減らない大好きなおやつだった。
懐かしい話がいっぱい。同級生だもんね~

自分の出身、江戸時代くらいまでの先祖の話から
幼少も幼少、幼稚園へ上がる前までで終わっている。
こんな小さな時の記憶でよくここまで細かに書けるものだと感じ入る。
目医者なるもの、やはり頭脳明晰な人は小さい頃の記憶も確かなものなのだろうか?
ワタシ自身、
レンゲ摘みに夢中になって肥壺にハマった3,4歳が記憶のはじめではなかろうか?
閑話休題。

歌詠み人の手なる文章であるので、各章のタイトルからして五七五。
好きなのをひとつ置いておこう。(すぐ記憶喪失のケが^^;)

    初雪の触るれば消ゆるいのちかな

歌や句が散りばめられ、文語まじりのユーモアまじり。
ちょっと自虐とちょっとペーソス。
歌もユニークだけど文章も洒脱軽快でユニーク。

図書館の本で読んだが、手元に置いて撫でさすっておきたい一冊だった。
あれれ?
本日は読んだばかりの猫持語りがちょっぴり乗り移っている…ワタシ、単純



にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村

   

雪道歩いて~♪

2011-01-17 07:28:39 | Weblog
わぁ~
凍っている。
坂上の我が家からノーマルタイヤは自殺行為。

ゴアテックスのトレッキングシューズに
母からせしめた300円レッグウォーマー。
毛糸帽、マスク、マフラー、
これ打ったら手袋\(^_^)/

小学生が滑りながら通学の列追い抜いて~出陣!
なぁ~に~一時間、軽い、軽い~♪

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村

限りある命と運命と

2011-01-17 06:13:22 | Weblog
朝からタイトルが固い。
お許しを。
ラジオ深夜便は阪神淡路大震災での別れをやっていた。
友達からは愛猫の病のお知らせメールが届いていた。
ここんとこちゅんちゅんの点滴について、いろいろ聞いてきて
なんとか助かるのならと決意したら、
もっと悪い多臓器に及び腫瘍も見つかったそう…
ブログ始めには”くされ縁さんちの猫”としてこのミーコちゃんが登場している。
猫は人より長くは生きられない。
飼い主に猫とのすてきな時間を最後までと祈ってミーコちゃんを連れてきておこう。
ミーコちゃんは元飼い猫だった野良として彼女の家へ来た。
良い飼い主さんに拾われて良かったね。運の良い猫ちゃんだね。

   


亡夫のガンも青天の霹靂だった。
複数転移はもっと驚きだった。

今朝は昨日の残雪が凍結している。
ノーマルタイヤの車は置いて、徒歩出勤。
小一時間歩く。

いつ迎えに来ても良いと墓前で夫に言ったが、
車事故は嫌だ。
命が惜しい。
さぁ~急ごう。
最後まで人らしくあるための相談業務をしに行ってきます。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村