陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

先に逝ったふぃんふぃんに比す

2011-01-23 05:55:27 | ねこ
同じ腎不全だったふぃんふぃんが15歳で逝って2年。
ちゅんちゅんも同じ道を行く。
昨日ちゅんちゅんがしてもらった点滴に横から入れられた薬剤の赤い色にも覚えがある。

最近記憶が富に危ない。
昔の事ばかり克明で、ここ数年の事が特に危ない。
幸い?なことに記憶は薄れてもこのブログ記事は残っている。
ちゅんちゅんのこの先が気になって過去記事を読み返す。

数度入退院をして、2009年1月に自宅点滴に抵抗しつつ、
やっぱり今のちゅんちゅん同様に点滴をはじめる羽目になった心情を書いている。
時期同じく1月半ばの事だ。



2009年のふぃんふぃん・ちゅんちゅんのツーショット。
出来続ける口内炎のためふぃんふぃんは完全抜歯まで施した。
猫エイズがこの時わかり、止血しなくなって獣医さん寝ずの治療で一命を取りとめた。
あくびの口に歯がない。
すでに自宅点滴が始まっている頃。
妹の乳がん手術のために一時要介護の母を預かった。
私のベッドが母のトイレへの動線に都合が良い居間に運びこまれ、写真はその上に寛ぐ2匹だ。
芋蔓式に当時を思い出す。
こう言うややこしい時期に再就職が決まって、今の職場へ船出したのだ。
まるでふぃんふぃんの治療代を稼ぐためのように。

永眠したのは桜散り敷く4月11日夜。
仕事から帰って様子がおかしいふぃんふぃんの傍へ走り寄って3時間後の事。
まるで私の帰りを待ってのように思えて思えて…
腕の中で冷たくなるふぃんふぃんを床に置けず、
意を決して土に返そうと
夜の夜中に、自宅庭に埋葬用の穴を掘る時、まるで寒くなかった皮膚感覚がある。

最後の頃、もう点滴は止めにしたことも記事を繰らなくても覚えている。
(この写真はふぃんふぃんの時にアップしたもの)
ふぃんふぃんの方が治療への抵抗は大きかった。
泣きそうな思い、いや泣きながら点滴をし脱炭素剤を飲ませていた。
幸いなことに、
口内炎の痛み止めシロップが飲めるちゅんちゅん方が苦しそうな素ぶりは少ない。


昨夜遅くになってから多少の腎不全餌を食べ始めた。
薬が効いてきたらしい。
(モコはお相伴。ダイエットフードの食べ過ぎは意味がないが…)

ふぃんふぃんは治療をはじめて最期まで3ヶ月。
甘えん坊で甘えん坊で最後まで甘えん坊だった。
ちゅんちゅんは真逆。
猫らしいマイペース。
抱っこはもとうより、よしよしの手も時に嫌う。
今、ひたすら人目につかない陰にもぐりたがる。
もしかすると、もっと野性味あふれる飼い方をしていたのであれば
人知れずどこかへ消えてゆくのかもしれない。

かつて一匹、そういう猫が居たように。

研修へ出かける前にもう一度餌にチャレンジしてみてから、薬を飲ませよう。
餌混ぜは餌の量が減ったから出来なくなった。
針なしの注射器を貰っている。
少量の水に溶いた物をこれでスポイド替わりにして口から入れ込む。
ふぃんふぃんの時もそうだったが、信頼していた飼い主から嫌な事ばかりされている。
自分のためだと人間なら理解ができ、我慢も出来る。

猫のためと言う自己満足か?
自己満足でもふたたびその選択肢以外の方法を私は取ることが出来ないらしい。



にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村