陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

決定から入所までわずか1週間!

2011-05-21 21:38:29 | Weblog
昨夕、突然の電話で入所順番が回ってきた連絡。
とにかく本人と面接しないと決定できないから、連れて来て欲しいとのこと。
姑は見学すらしていない施設だ。
10人弱の待ちだからこれほど早く連絡はあるとは思っていなかった。
本人の気持ち第一。

いずれにしても行ってみることが肝心。
まことに言い出しにくい。
施設入所の順番が来たから行ってみると簡単に、説明して迎え時間を姑に伝えた。

姑は約束の時間に着替えていなかった。
しかも「土曜日は病院休みじゃない?」などと惚けたことを言う。
思いたくない事は記憶しないらしい。

施設まで、まるで違う話をして到着。姑宅から車で20分強。
相談員が「本人にどのくらい話してありますか?」などと言う。
いきなりで、本人は施設見学すらしていない。
先に見学を頼んだ。

歩くのは疲れるから車いすを頼んだら上へ下への大騒ぎで数分待たされてやっと持って来てもらえた。
私に押せと命ずるので私が押す。
たいていプロである施設職員が押してくれたとは記憶違いか?

やたら
  「ひとりにしません」「安心です」「心配ないです」
を連発する。
この人はずっとひとりで生きてきた。ひとりに成れない空間はきついだろうと不安になる。
夜間体制を聞いた。
50人定員のこの施設に夜間は一人だという。
各階に一人の間違いでは?
だんだん不安になるが、「大丈夫、心配ない」ばかり。

3階が空く予定だそう。
エレベーターなど91歳で操作を覚えられるのか?
大丈夫、職員が必ず付くと言う。
じゃあ~日中は何人?全館に何人とかいう返事。しかも今は入浴タイムで半数は入浴に取られているとか?
自由に降りたり上がったりは至難の業とみた。

車椅子や歩行器は用意が施設にあるという。
しかし、なかなか出て来なかった事実はどうなの?
しかも、歩行器の入所者はそれぞれ個人持ちっぽいのを押している。
歩行器かシルバーカーで歩けると話しておいたし入所申し込みにも書いたが忘れられて車いすの事ばかり言う。

だんだん私の方が引けてきた。
部屋が空いたらすぐ入所。
でなければ姑は6番目なので、今回は入所を見合わせて人たちが次回優先だと言う。
お金は支払って部屋を押さえてもらっておくのはダメかと尋ねたらNO。
「すぐに入所の希望があったから申し込んだのではないのか?」と畳みかけられた。

姑の方が私の手を何度も煩わせている事に遠慮した形で『入所する』と返事をした。
とんとん拍子で書類がドカっと持ってこられ次回入所日に記入してくるように言われた。

入所までたった1週間!
来週の土曜日には入所となった。
1日でも空きは施設の損失なんだろう?
特定施設入居者生活介護の付いたケアハウスだから1割個人負担の介護保険部分はおいしいって事だろう。

たった1週間で、住民票の移動、主治医の変更紹介状、なんやかや物品購入の用意が必要。
結局、シルバーカーを買って欲しいと言われた。
最初からそういえば言い。どうも相談員の口先対応が気になる。

60年以上自分が建てて住んだ家をあっさりと引き払う。
施設に持って行けるものはわずか。
品物だけの話ではない。
近所や気楽に尋ねてきていた友人、知人の関係もこれまでどおりとはいかない。

姑の目に涙はなかったが、自宅へ送った私の方が泣いてしまった。
全部、私が仕掛けた事なのに…

げっそりと顔だけ肉が落ちた気がする。
いっぺんに私の方が老けてしまったよう。
誰かが老けはじんわりでなく段階でドスンと来ると言っていたっけ?実感。

めげている場合でない。
きっちり明日は持ってゆくものを取り分けてやらねば!
小さな箪笥やテレビは私一人の手には負えない。
さっそく引っ越しセンターへ連絡。明日、見積もり。

そうそう仕事は休むわけにはいかない。

明日のウォーキング協会の例会は薔薇公園行きで楽しみにしていたが無念。
せめて、今が盛り薔薇をここへ置いておこう。

今夜はリーゼを貰ってきたから、安眠




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カラスが来た!

2011-05-21 07:00:21 | ねこ
ぼぉ~っと週刊ブックレビューを見ていた。
亡くなった児玉清さんはいつまで司会だったか?
取り上げられているのは「ホームレス歌人のいた冬」
手元にカモミールティー。
気分が落ち着くとべネシアさんが言っていたから思い出して久々に煎れてみた。単純^^;

突然、バサッと音がして、見ればモコたん、必死。
カラスが威嚇してモコ目の前まで迫って消えた。

モコや~♪
網戸がなくてもカラスと戦うのはちょっと無理だと思うよ




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花桃実桃   中島京子

2011-05-21 03:56:39 | 
花桃実桃
クリエーター情報なし
中央公論新社



直木賞受賞後に出版された小説。
アラフォー独身。父親の残した古い墓場隣のアパートの管理人になった女性の一年間のお話。
しっかり結婚願望も消えていない。
住人は一癖も二癖もあり、恋未満の動きもあり、ストーリー自体は淡々と日常が流れてゆく感じ。
そして大きな盛り上がりもないまま終わる。

ちょっと難解な英訳百人一首やことわざが出てくる。
小説に奇妙な味が出ている。
アパートの古さにマッチしていると言えば言えるか?

題名は花だけで実のならない花桃と実を結ぶ桃が
主人公が相続したアパートの名は『花桃館』。
アパートに花桃が植えてある。亡き父の愛人もそこに住んでいた。

何をもって人生の結実と言うのか?
主人公は人生の岐路を何かの気の迷いや弾みで選択しては、あっちが良かったかな?と後でいろいろ考える。
どっちへ転んでもまぁ~そう甘くない人生。
主人公はけっこう現時点が気に入っていて、未来に若干明るい兆しの推測ができるかな?
と、曖昧模糊でお話はおしまい。

若干明るい兆しは大事かな?と思う。
一日置きに眠れない夜ややってきて、思えば眠れる薬が切れたままだったというのは
少々現時点で前方に明るさがない。
一生懸命に鼓舞しようとするが、飛べないアヒルがばたついているような?
今日、内科でリーゼをもらってこよう。以前貰っていたマイスリーに変えてもらおうか?
ちゃんとメンタルへルス系を受診した方が良いんだろうけど時間がない。


ところで、この図書館の本にはたぶん私の前に借りたのものらしい貸出票が挿んであった。
この小説の他にあと三冊借りている。
二週間で四冊借りる人は私と同じく結構な活字中毒かと?

ひとり登山へようこそ!-女子のための登山入門
クリエーター情報なし
平凡社


女性であるらし。登山が好き。だけど群れて登りたくない。自信がないけどちょっと気になるひとり登山。
なんだか私に似ている…

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
クリエーター情報なし
角川春樹事務所


花散らしの雨 みをつくし料理帖
クリエーター情報なし
角川春樹事務所


高田郁?知らない。時代小説らしい。年齢は私より高いかな?
こいうのを調べる私、そうとう暇人?悪趣味?
同じ本を手にした人ってどんな人かな?と人の心模様を想像するのはちょっと楽しい^^;


さて、姑に入所の可能性が出てきた。早ければ今月中に入所枠が空くと昨夕連絡があった。
今日、ケアハウスへ面接に連れてゆく。
それから決めてもらう。
本人には今日言う。
順番を待っているうちになんとか生活を維持させようと介護サービスフル利用した結果、
食生活の改善がされ、体がしっかりしてきたのか転倒が減った。
もう少しこのまま自宅で大丈夫な雰囲気があるにはある。
91歳。慣れ親しんだ我が家に最後まで居たかろうとは思うが、この先独居安全の確証がないのはない。
このチャンスを逃したら…いつまた空きが巡ってくるか…いずれにしても結論を出さねば。

小説の結びに、

    今後どうなるかも未来形。すなわち、仮定と推測のうちにしか語れない。

    酒も人生も、馬鹿みたいに甘くはないのだから。

さてこの岐路、どう選択する?
しかし、中高年の岐路は色っぽい話からは遠い。まことに現実的だわ~





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