草刈り真っ青

おぉ～古いギャク＾＾；
団塊世代の亡夫に草刈りを頼むと毎度、コレを口にして行動に移った。
日曜日のお出かけには顔に似合わぬおしゃれにキメて
　　「コーデネイトとはこうでねいと」
故に、スベルおやじギャクが止まらない団塊♂は好ましい。

お隣にベンツ二台がおととまり遊ばす駐車場が出来てからこっち、庭なんか見たくもない夏が過ぎた。
紅葉が勝手に掘られて、抗議をしたら半分枯れた状態で植え戻されてからこっち
本当に見ないで過ごした。

夏草や～まぁ～ここまで育って下さいました。
まったく緑一色。地面が見えない。
台風の進路にあたらず小雨が時折ぱらついたり、カッと晴れたり奇妙な天気だけど
比較的涼しく感じられ、雨の後は土も柔らかく除草にはぴったしカンカン。
この休日を逃したらまた一週間後になる。
一週間後にやる気と天気がどうなっているか？
その上、楽しい予定が入ったら庭は放置でそっちへ気が向くに決まっている。

余所の庭に咲く秋明菊を見てから、去年は咲いていたウチのが気になりだした。
雑草ジャングルに埋もれて健在であるや？否や？
庭主が放置してもちゃんと咲く花。

飛んでくる蝶あり。　
　
驕っているは草だけではなかった。夏は樹木も育てる。
いつもなら花が済めば刈り取っていた紫陽花も放置したまま。
足も身も入らぬ程に茂っている。
紫式部も野放図に枝を伸ばしたい放題。
虫も住んでくれている。
今から色づく。
もう少しこれは置いておこう。

もうひとつ野放図なのが萩。　
確か３０ｃｍくらいの苗を植えたはず。
でかくなった。邪魔になった。
でも花はこれから。
これも、もう少し置いておこう。

気になった秋明菊は緑ジャングルに埋もれながらもちゃんと蕾を付けていてくれた。
白かな？ピンクかな？
かつては両方咲いていてくれたが、２株しか残っていない。
しかも１株は小さく葉が半分枯れた状態だった。ごめんね。

大体がごちゃごちゃ無計画に植えすぎなのだ。
あら素敵と思ったら庭のスペース無視で買ってきてしまった結果がコレ。
ちゃんと手入れもできないのに＾＾；
私の人生行路そのものを顕している猫の額庭かもしれない。

交渉事・揉め事が大好きなまったくヘンな性格の亡夫だったから、
もし生きていたら、お隣とどんなチャンチャンバラバラをやらかした事か？
そこだけ乾燥した白い境目周辺をみながら、つい思う。
もし居てくれたなら、
ここまでナメラレル事だけはなかったかも？
除草で鼻の穴に入った土のせいか鼻水が出そうになる。

せっせと抜いた草は
埋め戻された栄養のないまっさらな真砂土の上に積んでおいた。
いつかは腐葉土になるんだよ。
何を植えようかな？

もうメゲてなんかいない。
順応能力は高いのだ。ちゃらんぽらんとも言う。
後はモコと一緒にごろんごろん～谷崎潤一郎ご夫妻物語なんぞ読んで休日を過ごしましたとさ。

　

おしまい。
さぁ～また一週間～お仕事よ～ん～♪





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