陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

事有れば滲み出てくるお人柄

2011-09-06 05:46:00 | Weblog
書類提出の役所からの帰り道、
春にはここで花見をした桜並木を歩いていたら、樹からにょっきり巨大きのこを発見。

もしかしたらこれはサルノコシカケではないかしらん?
亡夫がガンの再発と分かった時、これの欠片を頂いた。
煎じて毎日飲むと良いと聞き、
煎じては日光に干し、煎じては日光に干し
最後の入院日までそれは続いた。

あれが良い、これが良いとの情報提供やら、
お見舞いに現物を頂いたりありと、あらゆる民間慮法がもたらされた。
藁をも掴みたい、助かりたい一心で、手当たり次第になんでもやった。
玄米食、免疫ミルク、ノニジュース、アガリスク…
人が良いというものは、しない事が不安材料にもなった。

そんな時に、
友だちが浄水器を売りに来た。
ろ過した水は体にとても良い効果もたらすと語る。
値段は忘れたけれど安くはなかった。
毎年取り換えのカセットだかフィルターだかも安くはなかった。
人の不安に乗じての商売。
こういうのを友だちと言うんだろうか?
買いはしたが、フィルター取り換えまで夫の命はなかった。
夫没後、見るのもイヤでゴミに出した。
あれからその人と親しくつきあう気も失せた。

末期から葬儀から、
いろんな人のいろんな一面を見せてもらった。
しかし、
サルノコシカケから、どうしてこういう嫌なことを連鎖で思い出してしまうのか?

現役の葬儀はやたら弔問が多い。
あるおなじ年の寡婦が語った。
会社関係がどっと押し寄せた葬儀の最中、本当に悲しいのは私だけだと思ったと。

ここまで極端に思わなかったけれど、この心情は実によく分かった。
伴侶の死の前に平常心でいられるわけもなく、やたら人の言動に過敏症だった。
思えば周りも平常心ではなかったはず。
あれから疎遠になった人が随分ある。
私の環境が変わり私自身が変わって、つきあいが変わって来た所為もあるにはある。

義理という義理が面倒くさくなった。
人というのは勝手な事を言う。
いちいち取り上げては身がもたない。
言ってみれば、一重に私の人への寛容度が狭くなったからに違いない。
人付き合いは淡いが良い。

風立ちぬ~今は秋~今朝は涼しい。
どうもイカン。
命日が近付くと、ささいなことから負のスパイラルに落ちてゆく

散歩してこよう~ 体を動かすが一番







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