虹は消えた | |
クリエーター情報なし | |
角川書店 |
へぇ~佐藤愛子さんの恋愛小説だぁ~っと読み始めた。
血脈やエッセイの類の迫力がちょと潜みがち。
東京在住の女優の北海道の別荘での牧童との初恋の後、
お互い結婚し家庭を持っている大人になってからのお話。
映画かテレビドラマになりそうなストーリー。
情事を糧に美貌を維持しようとするおなじく女優の母親と
それを嫌悪しながら、純愛を通そうとしつつも、母に似てゆく自分に慄く娘。
牧童はあくまで純朴に描かれて、
ありがちなストーリー展開と言えば、そうかも。
人の心を弄ぶ美貌を持ち合わせずに生まれて老いてゆく身としては、
おもしろい読み物だったか?
老女優の悪あがきは痛いものがあるが、
老けてゆく自分を美しい人でなくても、なかなか受け入れがたい。
お腹の脂肪吸引も化粧も一緒だと言ってのけるあたり、
ふ~~ん、
そこまでお金もないし、危険を冒してまでしないだけか?と納得させられたりする。
恋はストレート。
相手の状況、立場、それは自分に置いても、
イケない、ダメと思う心が拍車をかける。
タイトルの『虹は消えた』とはどういう意味だろう?
虹は現実を越えた、そこには到達できない美しいもの。
ラストシーンは到達したかに余韻を残してあるが…
さて、今朝は寒い。
クールビスの話など昨日書いたが、昨日から寒い。
今朝は甘えん坊モコのために猫コタツをONにした。
連休に片付けなくて良かったね~モコ。
モコは成人前に去勢したので、猫の恋はしらないねぇ~
猫キックごっこで噛まれた飼い主の手は…年齢+ボロボロ(;_;)
さて、
かぁちゃんは今日もウォーキング。
ノルディック講習の2回目。11キロ歩きに行ってくるよん~
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