寒い、と口にすることの、その意味を思う
想い、知る
如何ほどかと、之ほどにと
大概の痛覚は、在ることから始まるために、無いもの
知りもせずに居るもの
それをば払われた時になってようやく、在ったことを知る
そのような楽が在ったのかと、そしてまたそれの
無い時にあたって初めて、痛みを知る
回路
懐炉
カイロ
寒い
かの余熱も捌けたあと
ここいらを取り巻く、
およそ熱を逃がした、
時間の流れに巻き戻しを
欲して
寂しいと、のたまう。
独り言にしてあらず、寒ささらに重ねる
降り積もるもの
これもまた
冬色ガール
想い、知る
如何ほどかと、之ほどにと
大概の痛覚は、在ることから始まるために、無いもの
知りもせずに居るもの
それをば払われた時になってようやく、在ったことを知る
そのような楽が在ったのかと、そしてまたそれの
無い時にあたって初めて、痛みを知る
回路
懐炉
カイロ
寒い
かの余熱も捌けたあと
ここいらを取り巻く、
およそ熱を逃がした、
時間の流れに巻き戻しを
欲して
寂しいと、のたまう。
独り言にしてあらず、寒ささらに重ねる
降り積もるもの
これもまた
冬色ガール