虫！？どこから！？

春ですから！
虫も居ますよそらね、今を通り抜けていくなんか虫、でもどこから入ったほんまに…


春です。
自分の名前にあるもんで字が、もうきゃっきゃしてます
ほらほら沈丁花がすっげえ香るでしょう
たまらんですね
花粉症なんであんまり吸わん方がええんだけど
この時期の匂いが好きで好きで、グすーっと吸い込みたいのは山々なのです。
吸い込みます。

新一年生がきましたよ

うわーて言うくらい声がか細かったりします
はにかみが半端なかったり
なんかいろいろへたくそやったり
顔の造形が甘ったるくてなんかもうなにあれ可愛すぎるやろ
愛想良くて上級生の子にふつうに話しかけて逆に恥ずかしがってた上級生が嬉しくなっちゃったり
二、三年生が一年生に緊張してやたら職員に甘えたり

甘酸っぱい季節です
良い春だ
毎回思います。

多分喜びたくて仕方ないのです、春は
嬉しがりたくて何か、理由を付けたくて

桜が咲いて雀が花をちぎって落すし、目白も来てるし

新しい葉っぱが黄緑色で花みたいに明るい発色だったり

そんなんは理由で

花粉症だろうとなんだろうと

私は春が大好きです。


その春への愛が消化処をさまよって、無駄な欲求不満に成るわけです。

だから教習所に行くのです。

土曜日入所してきます。

この春、無駄な欲求はすべて深泥ヶ池横の坂をチャリで上りながら捨てます。

目標は5月中に免許取得！スピードあげてとったんねん

誰のためでもないあたしのための免許を！



免許を取る理由はただ一つ！

「実家の墓参りに自分で車出して行けるようにするため」


私は今でこそ京都に住んでいますが、いずれ高槻に戻ります。

京都は寒暖が激しくて住みにくいと散々言い散らしてきましたが、
もう８年目なわけで住めないわけではありません
私が、高槻の実家の気温・気候が好きなだけです。



春には沈丁花が咲いて、秋には金木犀が咲く実家が好きです。

あとは６月に青紫陽花、梔子が咲けば完璧です。

確かに金柑や柿がなったらもう黄金の庭になりますが


ほんで墓守りになるのです。

大好きな石で数珠作って

本家ですし！


自分で２９歳で墓守りって…て思わんこともないのですが

私は墓参りていう作業が持つ作用が自分にとって必要不可欠なのです。

草をひいて墓が埋もれないように、忘れないようにするための作業。

こうやってその時思ったことを字にしとくっていうのもそのうちで

墓参りはもっとそれをシンプルにできる気がして


細部のことなんかどっちにしろ忘れていくから

変わっていく景色を眺めるだけの暮らしもすごく楽しいし

やはりどこが一番なんてことはなさそうなので。

こどもを見てると相変わらず感動させられてしまうので、

それはもうどの景色も楽しかろうと思えるようになるほど。



まあ目下楽しみは何の石で数珠作るかです。

すげえ本気で欲しいものに費やそうとしてますのでね

なんか高い石欲しがってるって言えば、ちょっとミーハーな女らしさを醸しますが

『数珠』です



ラプラドかアクアマリンかホワイトラプラドか…





タイトル「虫！？どこから！？」ですけど

いちいち虫にわあわあ言わなくて済むような歳になって、気が楽です。


長生きするもんだわ