何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

水色企画『渦中人魚~mermaid marble~』無事終了いたしました。

2012-07-19 23:35:42 | するみる表現
何色何番13水色企画、無事終了いたしました。

ご来場頂いた皆様、ご協力いただいた皆様にただただ感謝でございます。

齢30になる女、女子とはいえなくなる頃合い
開演前のガールズトークも「ガールズっていいのかな」と迷うほど

わたしだけまだ20代と言い張りながら稽古していました。


歳をとって、まだ20代ではありますが

だんだん失っていくガールな部分ていうのがあって

「あたしあんまりきれいじゃないな」と知って行く過程と言いますか

なんかひたすらの残念感を1年1年重ねていくような20代後半期

自分への期待も夢も大概使い古しで、それがかなわないことを知っていて

男女どうこうではないと思いますがいい加減諦めたいです


ただ本当世界は残酷で

痛くてたまらない時間を過ごさせたうえ

うっかり生き伸びてしまったことにも打ちひしがれた後に

いきなりえげつなく美しいものを見せてくる

弄ばれているとしか思えないようなことを繰り返し繰り返してきます


その潔く死ねない悲しさはいつか再生の美として目に映るようになりました。

私一人の見解ですが


ずたぼろに貶められても再生する私を見たい、信じたいので

なんでも一生懸命やります。


痛いものは、本当に痛くなければならないのです

なんのため、てそれは私が私の身を割いて、世界に露出する面積を増やす為

私が世界に触れようとすれば痛みを伴うのは生まれてからずっとのことです。


こどものころ、水を苦いと思っていた

飲むと喉がおし拡げられて痛かった


痛みにまどわされたり引きずられるのが嫌で、感情やら邪魔くさいもの全部排除したいと本気で思っていた

ついこの間まで

人に優しくある為に自分の痛みなんか感じなければいいのにとさえ

思っていた


やっとやっと

何かを排除しないと生きれない自分から出られそう

振り返ってみると私にとって儀式的な芝居だったように思います。



一花は扉を出て行って、「あたし」はおおわらわを迎えるでしょ

泣くわわめくわ散々で恥はかくわ取り返せなさに悔やまれて死にたいとかも思っちゃうんでしょ


それでいいのよ

そっからが生きるてことよ



公演という一つの嵐を抜けてこざっぱりした私ですが、一花はまだおって、というかもとからいらっさるので

寂しさはありません



次はどんな嵐が来るんかなと、思って



何色何番の公演はしばらくお休みになると思われますが

生きることにかけて休む暇などありません

ただお芝居はやっぱり徹底的に私の首を絞めてくれるから

死にそこなった分死にかけた分超常回復、サイヤ人よろしくのレベルアップを招いてくれるでしょ



しっかり生きます。


観に来ていただいたみなさま、
遠いところから来てくれた方、
いつも足を運んで下さる方、
お久しぶりの再会の方、
いつも差し入れをくれる方、

こんなだらだら長いポエムか自己暗示かよくわからんものを読んでくれた方、

本番を支えてくれたスタッフ皆々様、
6回中3回もコップ割れなくて、割れても大惨事催したりして半端ない迷惑を変えたよりぐちくん、みぎたさん
良い方向にまわるようにひたすら声掛けとお力添えをくれた魚森さん、
主宰の代わりに本番周りをうごきまわってくれたこだち、
変更やトラブルにも柔軟に対応してくれるふかみん、
めちゃくちゃかわいくしてくれたじがみん、
お客さんを一手に引き受けてくれたれいちゃん、みきちゃん
ややこしい小道具をばっちりたちまわってくれたこはたけくん、
面倒くさいことも含めて何色何番をひきうけてくれるまさひろ、

一緒に舞台に立ってくれたのりちゃん、こずえ

この本へ、この状況へ導いてくれたたかつさん


私以外の全ての「ここへ私を連れてきてくれたもの」へただひたすらにありがとうございます。

本当に助けられてばっかりです。



ありがとうございました。



ありがとうございました。


コメント
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