今日はとっても涼しい夜。
昨日も涼しかったけれど、一昨日の熱帯夜を考えると天国でなりません。
お姫様は出先からお腹いっぱいのお腹を抱えて自転車馬車でお城に帰っていました。
同居しているお姫様と二人プリンセストークをしながら、浴びる風はとっても気持ちいいものです。
「シャズナの人って結婚したんやで、知ってる?」と同居姫は言いました。
「知ってるよ、それだいぶ前のことやろ」とお姫様は返しました。
そのような流れからお姫様は昔シャズナにハマっていたことを同居姫にカミングアウトし
中でもお気に入りだった曲を披露することになりました。
*姫=お姫様 同=同居姫
姫「♪あーかくっそめたばっかりのかみのけでちょーっとだけおっしゃれにぃ~かっかとをっなっらっしってえ…」
同「…長いな」
姫「サビがいいねん。♪いっいっこっとっあっりそっおなあ~、よかーんがするーよお~…」
同「長いよ」
姫「うん。♪じっかっんんのなあがあれえがっはっやすうぎてえ」
同「サビ?」
姫「違う、♪きっづっいったこっろおにはっきっみっとさ・よ・ならする」
同「サビを歌ってよ」
姫「流れが大事やねん。♪いっつうかあえがあいたゆうめっのなあかじゃっ」
同「…」
姫「ここからやで!♪すうきいにい~なありい~、はっじっめっのきもおちいのままあでっ」
同「…ピンとこおへんな」
姫「…。(歌い続ける)」
同「…」
ラズベリータイムでした。
というようなやりとりを出町柳周辺で行いつつ北上していました。
あんまり気持ちよくてルナシーのTRUE Bleuも一部歌いながら、最終的にはYUKIのプリズムへ着地
同居姫もプリズムに乗っかったかと思うと長い夢を歌い始め、がお姫様はプリズムのまま
以降お城までの道のりは一人カラオケタイムになりました。
お城車庫に馬車を止めたら歌い走ってきた高揚と満腹感でお姫様は地面に寝っ転がりました。
だってなんだかとっても気持ちいいのです。
風もあってちょうどほかっとしたぐらいの体に涼しい気温で
「アスファルトタイムね…」
やや驚く同居姫に先に入城するように促し、お姫様は大地の抱擁を背中から全身で感じました。
お城に挟まれ見える空はせまいけれど、広大な大地の存在感はゆるぎません。
涼しい風がお姫様を撫でては通り過ぎていきます。
「ああ…、優しい。結婚したい、…違う。」
お姫様は自分の中に湧き上がるこの安らかなそれでいての高揚感をなんとたとえたらいいのか考えました。
「そう…この沈みこんでしまいたい感じ、大地に溶けてしまいたくなるような…、これはかつて南の国で感じた浄土感…」
先日他国の王様がアバンギルド城で行っていたパフォーマンスが夜の道を模していたもので、
半端なく気持ちよかったのを思い出しました。
「…そっか…。私はあの時、うっとりした夢の中に入ってそのままずっとそこに居たいって思ったのね…ふふ」
なんだかおセンチも手伝ってより一層お姫様は恍惚としていました。
しばらくするとプヤン、という蚊の音が聞こえて
「これはいらない」と起き上がりました。
同居姫がお城の扉から顔を出して「まだそとにいるの?」と声をかけました。
「うん、もうじき入る」
ほんの4~5分だったけれど、なんだかとっても代え難い時間を過ごしたような気がしました。
そしてお城に入ると…
痒い
手が、
足が、
浴場で探してみるとかれこれ5か所ほどかゆみスポットが設けられていました。
「やっぱり現実は血なまぐさいな。芸術が良い芸術が」
そう強く感じた夜でした。
昨日も涼しかったけれど、一昨日の熱帯夜を考えると天国でなりません。
お姫様は出先からお腹いっぱいのお腹を抱えて自転車馬車でお城に帰っていました。
同居しているお姫様と二人プリンセストークをしながら、浴びる風はとっても気持ちいいものです。
「シャズナの人って結婚したんやで、知ってる?」と同居姫は言いました。
「知ってるよ、それだいぶ前のことやろ」とお姫様は返しました。
そのような流れからお姫様は昔シャズナにハマっていたことを同居姫にカミングアウトし
中でもお気に入りだった曲を披露することになりました。
*姫=お姫様 同=同居姫
姫「♪あーかくっそめたばっかりのかみのけでちょーっとだけおっしゃれにぃ~かっかとをっなっらっしってえ…」
同「…長いな」
姫「サビがいいねん。♪いっいっこっとっあっりそっおなあ~、よかーんがするーよお~…」
同「長いよ」
姫「うん。♪じっかっんんのなあがあれえがっはっやすうぎてえ」
同「サビ?」
姫「違う、♪きっづっいったこっろおにはっきっみっとさ・よ・ならする」
同「サビを歌ってよ」
姫「流れが大事やねん。♪いっつうかあえがあいたゆうめっのなあかじゃっ」
同「…」
姫「ここからやで!♪すうきいにい~なありい~、はっじっめっのきもおちいのままあでっ」
同「…ピンとこおへんな」
姫「…。(歌い続ける)」
同「…」
ラズベリータイムでした。
というようなやりとりを出町柳周辺で行いつつ北上していました。
あんまり気持ちよくてルナシーのTRUE Bleuも一部歌いながら、最終的にはYUKIのプリズムへ着地
同居姫もプリズムに乗っかったかと思うと長い夢を歌い始め、がお姫様はプリズムのまま
以降お城までの道のりは一人カラオケタイムになりました。
お城車庫に馬車を止めたら歌い走ってきた高揚と満腹感でお姫様は地面に寝っ転がりました。
だってなんだかとっても気持ちいいのです。
風もあってちょうどほかっとしたぐらいの体に涼しい気温で
「アスファルトタイムね…」
やや驚く同居姫に先に入城するように促し、お姫様は大地の抱擁を背中から全身で感じました。
お城に挟まれ見える空はせまいけれど、広大な大地の存在感はゆるぎません。
涼しい風がお姫様を撫でては通り過ぎていきます。
「ああ…、優しい。結婚したい、…違う。」
お姫様は自分の中に湧き上がるこの安らかなそれでいての高揚感をなんとたとえたらいいのか考えました。
「そう…この沈みこんでしまいたい感じ、大地に溶けてしまいたくなるような…、これはかつて南の国で感じた浄土感…」
先日他国の王様がアバンギルド城で行っていたパフォーマンスが夜の道を模していたもので、
半端なく気持ちよかったのを思い出しました。
「…そっか…。私はあの時、うっとりした夢の中に入ってそのままずっとそこに居たいって思ったのね…ふふ」
なんだかおセンチも手伝ってより一層お姫様は恍惚としていました。
しばらくするとプヤン、という蚊の音が聞こえて
「これはいらない」と起き上がりました。
同居姫がお城の扉から顔を出して「まだそとにいるの?」と声をかけました。
「うん、もうじき入る」
ほんの4~5分だったけれど、なんだかとっても代え難い時間を過ごしたような気がしました。
そしてお城に入ると…
痒い
手が、
足が、
浴場で探してみるとかれこれ5か所ほどかゆみスポットが設けられていました。
「やっぱり現実は血なまぐさいな。芸術が良い芸術が」
そう強く感じた夜でした。