進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

昨日の父

2009-04-03 00:36:41 | Weblog
母と父のところに行きました。

昼過ぎに行ったので眠たそうでしたが、
それでも、私たち母子がにぎやかにしゃべっているのを父は眼を開けて聞いていました。

父は最近の世の中を知らないので、定額給付金のことや、プレミアム商品券「だんだん商品券」のことを話すと、真剣に黙って聞いていました。

普段の表情とは違いました。

だんだん商品券は、今朝、早い人で5:30から並んでたそうで、
私は、買えませんでした。

そのことを父に言うと、何か言いたそうでおかしかったです。

父が元気だったら、5:30から並ぶかなぁ?って、母と話してるのを、だまって聞いていました。

そして、しばらくして、「じゃあ、帰るね、また来るね」と言ったら、
帰るなって・・・
顔をくしゃくしゃにして・・・

後ろ髪ひかれつつ帰りました。

一番つらい時です。。。
コメント
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