進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

86回目の誕生日

2010-02-20 23:51:37 | Weblog
昨日は父の86回目の誕生日でした。
平均寿命はクリアしてます。
家族にとって、そんなことどうでもいいんです。

昨日は仕事で行けなかった・・・
今日、病院の父のところへ行きました。
胃ろうの父に、誕生日プレゼント

恒例です

病院へ着いたとき、スタッフにお願いしました。
私「昨日が誕生日だったの。大好きだった焼酎を上げたいんだけど・・・」
スタッフ「確認してきます!」

すると、しばらくして看護師さんが「いいですよ~ちょうど口腔ケアしたとこよ!」って。
で、木製舌圧子を持ってきてくれました!!


舌圧子に焼酎を浸して・・・


その前に、匂いをかいだところで、反応しました。
周りがびっくりするくらいの声!!!
そして何回も歯でガジガジして。

父誕生日.jpg


離しません・・・
しばらくすると、じっと目をつむって。


ほっぺがほんのりに見えます…



誕生日おめでとう!

しゃべれなくても、動けなくても、いてくれるだけでいい!
もっと一緒に飲みたかったなぁ~


こんなことしに来る家族って・・・
あんまりないんでしょうか?
コメント (2)
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