進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

一時帰宅 その後

2007-12-06 00:06:16 | Weblog
待ちに待った一時帰宅が無事に終わり、父も母もそれぞれ…でした。

まず母。
父が車に乗って病院へ行った後、私も帰り兄が帰るまでの間、「病院へ帰りたくなかっただろうな」って思うかわいそうでと、泣いていたそうです。
ほっとしたのと一緒になってだと思いますが、夕方もそばにいてあげればよかったなと思いました。
「おじいさんのところに行きたい」と、電話がかかってきて、仕事が終わってから病院へ行きました。(ちょっと体力的には辛かった…)

すると、父は。
昨夜疲れて寝たかと思ったら、ほとんど寝れなかったようです。
で、今日は疲れて日中ウトウト。

でも、ベッドにあぐらをかいてしばらく座りました。

ベッドサイドには、早速昨日のベストショットの写真がA4判に大きくプリントアウトして、飾ってありました。
主治医の先生、看護部長さん、病院のほかのスタッフの方、みんなが写真見ましたよと、声をかけてくださいました。

今日はしきりに何かしゃべろうとしていましたが、聞き取れません。
もどかしい。
わかってあげられなくてゴメン。
文字盤でもダメ。
ペンで書いてと言ってもダメ。
繰り返し練習するしかないです。

また来るねと言って病室を後にしましたが、
病室からは「あ~」「あ~」と声がしていました。

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2 コメント

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よかったですね。 (あこ)
2007-12-06 20:20:20
yoshiさん、お父様、お母様 皆様本当に良い時間をお過ごしになれて よかったですね。病院のスタッフの方たちの素晴らしいこと!!!!!多分 同じ状態でいらっしゃる方たちは 皆羨ましいと思っていらっしゃることと思います。こんなに患者のことを考えて頂ける病院もあるのですね。全国の病院が全部こんな病院だったら どんなに良いでしょう。
お父様 お家にお帰りになることがおできになれて 本当にお喜びのご様子。また一段と気力が湧いてこられると良いですね。また、良いお話を聞かせてください。
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本当に感謝です! (bene)
2007-12-07 23:07:55
母親と同じことを言っています。
こんなにしてくれるところが他にあるだろうかと・・・
母はそう言っては又涙ぐんでいます。
病院と家族がお互いによく話すことができているからだと思います。
入院した時に、なんでも気がついたこと、思っていること、したいこと、してあげたいことを言ってくださいと言われていたので、言い安かったからだと思います。
次の目標は正月の1泊です。
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