内村航平(25歳)
「負けるのではないか」と思わせることすらないほど、オールラウンダーとして突出する内村は、体操の歴史に間違いなく名を残す存在である。
世界一を何度手にしても、衰えないモチベーションの原動力は、体操に取り組む上での変わらない姿勢にある。
内村は、高校時代から、より難しい技へと挑戦してきた。今できないことでも、いつかはできる、やりたい。そんな向上心とともに歩み、今なお、そう思っている。
なおかつ、日本の体操界が志向してきたのと同様、技を美しく見せたいと思い続けてきた。難しいことを、より美しく。それが内村の演技を支えている。
その内村の価値観は、世界一を何度も手にしてもいっこうにモチベーションが低下しないことにも表れている。自身の内部に、成績という外の要因に左右されない、体操に対する確固たる基準、価値観があるからだろう。
(msn産経記事から抜粋)
<memo>
・県立中央病院 往き 35分 帰り 22分(信号にかかったのは1か所だけ)