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夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345)) 価格:¥ 756(税込) 発売日:1979-05 |
このところスッキリ晴れなくて猫がご機嫌ななめです。 午前中、母の部屋に陽が少し差し込むのですが、そこで日向ぼっこをするのが、ウチの老猫あやの、ささやかな楽しみなのです。 向かいのお家が増築してから、ウチはあんまり日が当らなくなってしまいまして、差し込む陽は幅が狭く、太陽が動くに従って(厳密にいえば動いているのは地球ですけど |
母のベッドの上に丸くなっているあやを、母や私が、陽のあたるところへ抱き上げて少しづつ移動させるわけです。
(過保護でスミマセン老猫なので
)
ところが曇っていると、当然陽は当たりません。あやはそれを確かめてすごすごと居間に戻るのですが、しばらくするとまた確かめに行きます。あきらめるまで、4、5回それを繰り返します
私はそれを見るといつも、『夏への扉』というSF小説を思い出すのです。この小説の主人公の愛猫ピート君は、冬のさなか、どこかに夏へと通じる扉があるはずだと、家じゅうのドアを主人公に開けさせます。
あー、猫ってこういうところあるよねー、と思うし、妙に愛おしい
最近、なんだか小説の方も、読み返したくなりました
なんかこういう懐かしい、なおかつスッキリするSFが読みたい気がします。
あと、『アバター』を観たとき、なぜかこの本を思い出したのですが、
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人間の手がまだ触れない (ハヤカワ文庫SF) 価格:¥ 840(税込) 発売日:2007-01 |
どんな小説だったか(短編なのは覚えてる)忘れてしまったので、これもちょっと読み返したくなりました。
私、ブログのタイトルにもしていますが、積読本山ほどありまして、それを減らすのが目下の課題ですが、“懐かし本”というのも、ついつい手に取りたくなったりして
いけないですねところでだいぶ猫から話題はズレましたが、いまあやは私の膝でぐっすり眠っています