4月28日(日) 晴れ
昨日、娘のNがウィーンの写真をたくさん送ってくれたが心に残っていたのか、朝は起き抜けから「翼の王国」を読む。


昨年10月号「世界で一番美しい絵本を作る、鱈ブックスを訪ねて、南インドチェンナイへ」
今年2月号の「whats kaffee haus?あの角をまがった先で一杯」


どちらも、しまおまほさんの記事。
体言止めの使い方など文体が、他の記事とは違う、少し少女じみて、何もいってないような、とても深く伝えてくれている文。
著者が異国で感じ、見た、そのみずみずしい思いがそのまま素直に書かれている気持ちよい記事なのだった。
簡単なヨガと瞑想をし、終わって仕事に移ろうかと思っていたところへ、主人が寝室から起きてきたので、すぐに食事をこしらえた。
朝はカステラ(福砂屋)とコーヒー、フルーツで軽く済ませて。
そのまま食卓についてもらっていて、釜揚げしらすどんぶりと油揚げの味噌汁、ブロッコリーとにんにくを、ごま油でざっくり炒め、水をちょっと加えて、蒸し煮にしたものなどを出す。
それからは、一日中、仕事をして過ごした。
3時頃に小腹がすいたので、先日のフォーの残りをゆで、チキンスープ、香菜をいれて、間食にしてもらった。
夕方。主人が買物にいったのをみはからって、いつもの道を10分ほど歩く。
夜は、主人がなすとにんにくの芽など野菜がメーンのカレーをこしらえていた。
隠し味に、味噌を入れたらしく、コクがあり、ほのかに甘く、しっかりと辛く、おいしい。
深夜1時までがんばって仕事する。
寝る前に、一冊本をもってお風呂に入る。
気分がよかったので、アロマポット用のろうそくを2本もって入る。
2本のろうそくの灯があれば、本が読めるのだ。
最初は、静かに揺れていた火が、湯気で空気の対流がうまれたのか、ガラスのキャンドルホルダーキャンドルホルダに写り込んでおり、それがふたつに割れ、ゆらゆらと、なまめかしく揺れ始めた。
神秘的。目のはしで、さらさらとゆれている火をとらえながら、「JALの機内誌・スカイワード」から、ペルーの紀行文を読む。
列車で、マチュピチュや、小さな村々を旅していく話だった。
本を読み足らず寝室では、フランソワーズ・サガンの初期の頃の小説を取り出して、第1章だけ読んで寝る。