月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

果てしない砂丘に埋まってしまわないように

2020-10-02 01:00:00 | コロナ禍日記 2020







 

7月13日(月曜日)雨のち曇り

 

朝8時に起きる。

ここ2週間くらい起き抜けには、eedunのシリカミネラルウォーターを飲む。(ここしばらくお白湯はおあずけ)


ニュージーランド生まれの軟水でとろりとした甘みが感じられる水でなめらかに喉をすべる。体に必要なケイ素が補えるし、おいしい。

ベランダへ出て、ヨガと瞑想をした。朝の空気は新鮮だ。お香を炊いて、ケヤキの木を仰ぎみながらする。けやきには目があり、自分をみていてくれるような確信を覚える。

 

本を広げつつオールブランのフレークと、岩手のプレミアム湯田ヨーグルトで朝食をとる。すぐに締め切りの原稿を推敲、2度、こまかいところに訂正をかける。キャッチフレーズがどうもうまくいかない。

 

昨日の夜ほぼこれでいこうと思っていた原稿も、全く見当違いな表現をしている箇所をみつけて、恥ずかしい。パパさんがリビングで仕事中なので、寝室の部屋と仕事部屋を何度か行き来して、その都度あたらしい目で、みて書く。

 

提出後、お昼ごはんの準備。きょうは簡単に。昨晩のかぼちゃの煮つけ、目玉焼きとレタス、納豆に大根のすりおろし (以上)

 

 

午後から取材。昼1時から17時まで大阪へ。

帰宅後、ようやく休憩して、1時間半、朝書きかけの原稿についておもいをめぐらせ、続きを書く。

 

夕食は、ジンギスカン鍋とビールにした。仕事がある日は飲まないが、これからは大丈夫か。

 

20時半から深夜1時まで、明日から書き上げていく原稿のテープおこし。

長野のジビエ振興協会さんの会長さん、フランス料理を営むオーナーシェフが語ってくれていて、野畑をあらす鹿や猪を長野ならではの名物料理に仕立てる話など非常に興味深かった。

 

ただ4案件の原稿を並行するのは疲れる。大いに疲労。テープ起こしをしていながら、主題を模索し、今日は自分がどこか(果てしなく広い乾燥した砂漠だ)埋まりそうになる。充実にもいろいろだ。明日はもっとコントロールして、軽くいこう。気をぬくのではない精神を軽く、だ。力が湧く仕事、力を吸い取られる仕事をバランスよくおきたい。

集中力がないから、こうなるのだ。ぐっとのめりこめば面白くなれるはず。

 

2時に就寝