6月24日水曜日晴れ
いよいよ東京に来て5日めの朝。昨日は、昼と夕方、別々の仕事先から連絡があった。
今朝も、朝から定期モノの冊子のことで打ち合わせの電話。そして、友人からは、シャンソンライブをする件で席をとるなら早めにと、メールがある。
東京4泊5日もいよいよ幕引きだ。
Nはもう少し、東京にいてほしそうであったが、昼すぎの便で帰ることにした。午前中、近くのスーパーで買い物をして、簡単なものをつくる予定でいたが、Nがおすすめのカフェが洗足池にあるというので、出かけた。東急沿線の洗足池という。駅をおりて、商店街を歩く。
「634」というカフェ。
こぢんまりとしてよい雰囲気。通りをあるく人の姿が席からみえるのが、楽しい。テイクアウトのお弁当をとりにくる人が多い。これは、なかなか期待できそう。
野菜はシャッキリ新鮮で濃い味。野菜ちぢみのつけあわせ。豚のしょうが焼きも、肉厚でしっかり食べ応えがあり、家庭的な味付けでおいしかった。食後のコーヒーには、自家焙煎のケニアのものを。こんなマイナス要素がみあたらない気さくなカフェが、近くにほしいなと思う。
この頃の良いと思うカフェは、フィンランドのヘルシンキを舞台にした「かもめ食堂」のイメージが強いように思う。関西には意外に少ない。
せっかくなので、洗足池まで足をのばす。
スワンタイプのボートがつないであり、ぐるりと散策するには十分の広さ。近くの邸宅やマンションも高級、洗足池はハイソな環境だった(聞くところ、パイロットの方なども何人かお住まいという)。千束八幡神社や、弁天神社を参拝し、半夏生が咲き誇る池のまわりをぐるりと歩いて、のんびりできてよかった。東京にもこういう広々とした自然があるのだ、と思いホッとした。
昼3時の便で、帰阪。
家へかえると、蝉がなきはじめていて、風がひんやりと山から吹いてきて、ああ、やっぱり関西は、風が湿っていて(山が多いから)いいなと改めて。うちへもどって落ち着いた。5時から、仕事の打ち合わせをZoomでする。