4月3日(金)の日記
「コロナ離婚」というワードがほわんと浮かびはじめたのが、3月半ば頃。最近はテレビでも特集を組むほどらしい。
わが家も、3月2日からテレワーク中の相方と始終、顔をつきあわせ、相手を全方位を観察せざるを得ない。というか、ほんの小さなことにイラつき、仕事場が一変してしまった。
なんだか集中できない。本が読めなくなった。これは辛い。
一人の場と時間を求めて、お風呂や寝室へ。(リビングではほぼ一日中、テレビ付けっぱなしで白熱の「テレビ会議」)。よし、兼ねてより朝方生活を定着させたかったのだと、この機会を利用して、(目標は3時台起床)帳尻をあわせようとしている。理由は、あなたといる食事時間や夕食後の団らんタイムを充実させるために。
(まぁこれも、その時々には切実でも、考えてみれば、生きて籠もって、隣に家族がいるそれだけでお釣りがくるくらいなのに。自戒)
そんな中、予約していた「ダイキンの空気清浄機が店に届きました」という報告をうけて、車に並んで乗り込み、引き取りに行く。電気店から三田方面から日用品の店へ立ち寄り、TSUTAYAで見損ねていた映画5本分のDVDをレンタル。イカリスーパーで食料品を買った。
買物を終えて、表へ出たとたん、ああと歓声をあげる。樹齢30〜50年の、紅しだれ桜が坂道の上でピンク色の花を連ねていた。
みられた! という高揚感。
車の中から一瞬だったが、灰色の空に、ふわっと漂うような花びらを膨らませ、幻想的に光っている。あぁ。こんな我が家の近くで平安神宮と同種の垂れ桜がみられるなんて!
そのまま、宝塚花の道を車でゆっくり、とろとろ進んでもらう。薄雲のように、白い花びら(ソメイヨシノ)をひらき、怪しげに枝の先をよじりながら、ぐるぐると、桜木が空に伸び上がっていた。
奥に、5月オープン予定の「宝塚ホテル」。大正生まれクラシックホテルの名残をのこす華麗な洋館が、桜の借景になっている。
もう一回、車でとおってもらった。興奮して「写真を1枚撮るわ」と懇願したが、「後ろから車がきているし、無理」と一喝。それでも、2020年の桜の記憶が脳裏にしっかりと刻まれた。
あ、あ。コロナウイルスに心まで持っていかれてはいけない!
高揚感でいっぱいの気持ちで、夕食づくりをする。不意に充実の一日になった。
今晩の夕食には、よこわの造り。塩鯖の焼きもの。ちりめんじゃことだいこんおろし添え。ひじきと大豆、人参のレンコンの煮付け。タマネギとじゃがいもの、ネギの味噌汁。
お造りやサラダは生モノ。おいしく食べた後、真夜中、心配がよぎる。
「コロナ離婚」というワードがほわんと浮かびはじめたのが、3月半ば頃。最近はテレビでも特集を組むほどらしい。
怒っている多くは<妻>のほうだ。夫婦や家族が、わが家の中という狭い空間で生活する以上、互いをみないわけにはいかない。ある家族は、時間、空間を共有することで絆が深まり。ある家族は、「まさかこんな人とは思わなかったわ」と、失望、対立し、なじり合い、崩壊をまねく。
向かい合ってはいけない、今こそ同じ方向をみなければ。
新型コロナウイルスの感染拡大はあくまで〝きっかけ〟。様々な不安が、心に影響を及ぼしていることは、明らかたが。ぶつける相手は、政府でも家族でも、隣人でもない。
緊急事態に、私たちがどう生きるかが試されているのだと、今思う!
わが家も、3月2日からテレワーク中の相方と始終、顔をつきあわせ、相手を全方位を観察せざるを得ない。というか、ほんの小さなことにイラつき、仕事場が一変してしまった。
なんだか集中できない。本が読めなくなった。これは辛い。
一人の場と時間を求めて、お風呂や寝室へ。(リビングではほぼ一日中、テレビ付けっぱなしで白熱の「テレビ会議」)。よし、兼ねてより朝方生活を定着させたかったのだと、この機会を利用して、(目標は3時台起床)帳尻をあわせようとしている。理由は、あなたといる食事時間や夕食後の団らんタイムを充実させるために。
(書くは、孤独と隣り合わせにいないと難しいから)
コロナウイルス感染に対しての考え方や政府の打ち出す方針について、意見が食い違い、「君は悲観的すぎる」「日本の法律がそうだから」といわれ、こちらはさらに辛辣に切り返す!互いに、ぷすぷす、モヤモヤの連鎖を抱くようになった。
(まぁこれも、その時々には切実でも、考えてみれば、生きて籠もって、隣に家族がいるそれだけでお釣りがくるくらいなのに。自戒)
そんな中、予約していた「ダイキンの空気清浄機が店に届きました」という報告をうけて、車に並んで乗り込み、引き取りに行く。電気店から三田方面から日用品の店へ立ち寄り、TSUTAYAで見損ねていた映画5本分のDVDをレンタル。イカリスーパーで食料品を買った。
買物を終えて、表へ出たとたん、ああと歓声をあげる。樹齢30〜50年の、紅しだれ桜が坂道の上でピンク色の花を連ねていた。
みられた! という高揚感。
車の中から一瞬だったが、灰色の空に、ふわっと漂うような花びらを膨らませ、幻想的に光っている。あぁ。こんな我が家の近くで平安神宮と同種の垂れ桜がみられるなんて!
そのまま、宝塚花の道を車でゆっくり、とろとろ進んでもらう。薄雲のように、白い花びら(ソメイヨシノ)をひらき、怪しげに枝の先をよじりながら、ぐるぐると、桜木が空に伸び上がっていた。
奥に、5月オープン予定の「宝塚ホテル」。大正生まれクラシックホテルの名残をのこす華麗な洋館が、桜の借景になっている。
もう一回、車でとおってもらった。興奮して「写真を1枚撮るわ」と懇願したが、「後ろから車がきているし、無理」と一喝。それでも、2020年の桜の記憶が脳裏にしっかりと刻まれた。
あ、あ。コロナウイルスに心まで持っていかれてはいけない!
高揚感でいっぱいの気持ちで、夕食づくりをする。不意に充実の一日になった。
今晩の夕食には、よこわの造り。塩鯖の焼きもの。ちりめんじゃことだいこんおろし添え。ひじきと大豆、人参のレンコンの煮付け。タマネギとじゃがいもの、ネギの味噌汁。
お造りやサラダは生モノ。おいしく食べた後、真夜中、心配がよぎる。
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