月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

凡才のなかに天才が一欠片!

2021-11-14 01:21:00 | コロナ禍日記 2021






写真は京セラ美術館 フランソワポンポン展より


 

7月3日(木曜日)晴れ 

今朝は、とても心地よい、優しい気持ちになる夢をみた。

35歳くらいのお嬢さまが登場し、彼女とたくさん話し、信頼を深め合った。ああ、この人とお友達でよかった、とうれしい気持ちになる。小さな女の子も登場し、誰だろう、と思いながら、その彼女といろんな面白い遊びをして、これまた気持ちよくって。私ってこんなに子供が好きなんだなと思ったところで、目が覚めた。

目覚めて、いま、自分が求めているのが、心かよわせる友人であるのかもしれませんね。と思えた。同時に、夢のこまかなところはすでに忘れたけれど、夢の穏やかさに安堵し、わたし自身の凡人性をも、理解する。

夢には、その人の知能があらわれるのでは、と考えるから。

 

 

寝るとき。

8月末には書き上げていかねばならない案件のお尻のことをずっと考えていた。それが200ページほどのブックライティングの原稿なのだが、昨日、かかり始めた時にはあまりに内容が薄すぎて、悶絶したところだったのだ。インタビューは12回した。この本、誰をターゲットにして書くか、一般大衆読者とするなら、ディテールもなく、思想が浅い。どうやって面白くしていけばいいのだろうと、昨晩、

深夜11時半頃に、ひやっとした風のなかで散歩をしている最中、考えていたら怖くなったのだった。で、脳の心配とは反する夢物語だ。

 

2時に眠って目覚めたのが朝5時。

1時間ほど机に座って仕事をし、もう一度、布団に潜り込んでみたのが、冒頭の夢の話しである。

 

この頃、仕事をしているなかで、自分の中に凡人と一欠片の天才が同居しているな、と思わずにいられないことが勃発している。

 

まず、手相。右手が百にぎりで、左手がくそ、だそうだ。

視力に関しては、右は年々視力が落ちて、0.01。左目が1.5だ。(昔は2.0だった)

 

天才的にスピーディーに原稿が書けてしまというときもあれば。信じられないほど要点のつかめない、わかりくにい表現で着飾る時だけの原稿もある。

 

そういえば、占い師の友人に、生年月日から人生と伴侶のことを占ってもらった。

あなたの中には天才と凡才が同居している、と確かにいわれた。

また京都の大原の母には、あなたの人生は山あり谷あり、常に波風がたっている。うねりのなかにある といわれた。

ま、しかし。誰しもそうではないだろうか。どんな人でも、閃きはあるのだ。絶対に、わたし天才かもと思うほどにできてしまえる瞬間は持っている。それをどう、平常運転にするか、である。

 

ま、案じるより、諦めて、進んでいきましょう!

これから、少し散歩をして、仕事をはじめましょう!こうしか生きられないのだから、自分の力を過信せず、信じて、進むまでのことである。

 

 

 

 

 

 

 



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