先週、はじめての登山を経験してきました。
私が描いていた登山のイメージは・・・アルプスの少女ハイジの山。
草原のなだらかな稜線を歩いて周囲の景色を堪能して歩く。
言葉で表現をすると「ハイキング」。
しか~し、今回の登山はハイキング気分が飛んでしまうほどハードな道のりでした。
岩手山は東北でも有数のハードな山と、登ってから知りました。
知っていたら・・、もっと体を鍛えていたのに~。
とくに太もも。
大腿四頭筋が弱かった・・。
草地なんて、どこにもない。
傾斜のキツイ、ガレ場が続く山道。
歩きながら、こんなはずじゃない。私のイメージした登山は・・・。
こんなことを考えながら歩くものだから、一向に進まない。
ネガティブなことを考えると、1歩が前に出なくなる。
家を出発する前に自分のリュックの重さを量ったら、7キロ近くあった。
余分に持ったペットボトルや一眼レフを持ってきたことに後悔。。
オヤツも沢山持ってきてしまった。
あー、本当にバカ。
自分の体力に合っていない装備をしてしまった~。
私の様子をみて、夫が一眼レフとペットボトルを持ってくれた。
それだけで荷物が軽くなり登りやすくなったのです。
登りやすくなったとはいえ、片道5時間をみているのでハードな斜面には変わりない。
怪我やオーバーワークを避けたいので、自分のペースを守ってゆっくりと登っていった。
後から登ってきた人に、殆ど追い越された。
それでいい。
自分のペースが大事。
先日、四国八八ヶ所巡りをした方に、
「何をするにしても、絶対に自分のペースが大事」
「他人とつい比べて急いでも、結果的に遠回りになるよ」
という話を聴かせてもらったばかり。
歩きながらその話を思い出したり、自分・・を振り返っていた。
「辛い」と思うと、本当に体が重くなる。
「感謝」の気持ちで進むと、体が軽くなった。
登山が趣味な人からのアドバイスは、キツイ山の休憩は2分。
それ以上休むと体が動けなくなる。
うん。わかるなぁ。。。
一定の心拍数で動いていた方が楽。
心拍数を上げたり、下げたりしていると体力の消耗が激しくなる~。
登りは5時間30分、かかりました。
写真は、山頂に向かっているときの様子です。
これは、下りの様子。
雲の中を降りています。
体感温度がテキメン下がる~。
往復10時間30分。
簡単にいうと、楽な登山ではありませんでした。
でも、とても充実感はありました。
登山後の3日間は、久しぶりの筋肉痛でしたが・・。
私の仲間が、登山の日に岩手山の写真を撮ってくれました。
この写真を撮った時間は、私達は山頂にいました。
後日、見せてもらった写真ですが、このように光が降っている写真にビックリ。
お蔭様で無事に下山できたのも、支えてもらっている仲間のお蔭です。
今年の1月の下旬に骨折し、その後は大したリハビリもせず、
そして9月には2000mの山に登れたのも、私1人の力ではないと思っています。
私と関わって下さっている方々のお蔭で、
本当に色々な経験が出来ていると感謝しています。
1人の力なんて、風で飛ぶようなもの。
でも、色々な方と繋がり支えあう。
それって、本当に素晴らしいことだな~って思うんです。
今月の登山も、けっして楽ではないと思うけど、
色々な気づき・発見が待っているような気がします。
まずは、楽しんで行ってみよう!と思っています。
登山日、あ~・・晴れたらいいなぁ。。。