ドイツに友人がいます。
彼女とは、料理で知り合いました。
知り合ってもう何年なるんだろう・・・
直接お会いしたことは無いけれど、
不思議と何かの形でつながっているんです。
今回の地震のあとにすぐに電話をくれた。
そして、何かできることはないかと。
そのときの私は、沿岸への物資集めをしていて仕分けで大変なときだった。
何かと言われても、すぐには浮かばない。
まもなく友人の方から
「被災した子供達へドイツの小学生が応援の手紙を書くので、
お菓子と一緒に送りたいんだけど」と、連絡がきた。
私に、支援する学校を探して欲しいとのこと。
正直、こまった。
どうやって学校を探せばいいんだろう。
友達を通じて、学校を探し始めた。
沿岸の教育委員会は、学校再開で大忙し。
ドイツからの手紙を受け取るどころではない。
5月頃になったら、何とか話が進むかも・・・。
沿岸の教育委員の方と快く話はできたけど、学校を選ぶまではいかない。
う~ん、まだ学校とはつながらない。
できたら、家から行きやすい高田地域が良い。
気仙小学校はどうかな。
ドイツの方でも、気仙小学校を支援したいと言うことで、
手紙を書くことに決まった。
そして、手紙を翻訳してお菓子も準備できたとの連絡がくる。
私は、ダメもとで直接気仙小学校へ連絡を取ってみることに。
そうしたら、なんと快く受け取ってもらえるとのお返事を頂いたのだ。
ここまで来ると、話の流れが速くなる。
ドイツから日本へ帰国する知人に手頼んで、
手紙の荷物を運んでもらうことになったのです。
普通に小包を送るよりも、とても早く私の手元に届いた。
私のところへ届いた手紙は、
届いて1週間後の昨日、無事に気仙小学校へ持って行くことができたのです。
ドイツ・ヘッペンハイムの子供達
副校長先生、快く応対をして下さりありがとうございました。
話がどんどん繋がったときは、まるで夢のようでした。
今回は、不思議な追い風を感じました。
子供達には、希望を持ってそれぞれの世界へ羽ばたいて欲しい。
夢を応援する大人が沢山いることを知ってもらいたい。
まずは、子供を支える大人が元気になることが大切かな~