私の会社に、うるさいうるさい”じーさん”が居る。品質管理のHさん。
このじーさん、私が入社して初めての会社の新年会で(まだコロナ前だった)私含めた60代後半の3人が、
まとめて『年寄りチーム』と言われ 文句言い、その時の部長が慌てて『高齢者チーム』に言い換えたこと
あったけれど、『おんなじことじゃっ!』と怒ってた。
未だにしつこく、その時のことを何かの折に出して来る。私なんか高齢者チームと言われようが年寄りチームと
言われようが全く平気なのに、なんであんなにこだわるのか?と逆に不思議だ。高齢者に変わりないのだから。
で、そのHさんは、実は私のことを最初虐めていた。あからさまにわざと、虐め・嫌がらせして、私はムカついて
ムカついて仕方なかった。仕事に支障が出るようことされると我慢出来ない。お客様の前で明らかな嫌がらせをした。
なので、私はお客様帰った後、皆の前で大声でそれを指摘して『有り得ない!』と責め、当時結構目立った騒ぎには
なってた。大大大っ嫌いだった。
ところがそのHさん、ある時を境に急に私に愛想が良くなった。んん??てこと。
手のひら返しみたいに態度が変わったのは、私の仕事ぶりを見てのことだったらしい。仕事出来る。仕事獲る。
うちの会社で一番仕事獲る人だよ~とか言って(それはHさんの独断と偏見だけど)皆に触れ回ったりしていた。
解りやすい人だ。真面目で丁寧、そしてきちんと結果を出す。それを評価してのことらしい。
手のひら返しの理由が明確なので、まあ イヤな気はしない。
今や何でも言うことを聞いてくれる。むしろ今では私が彼の愚痴の聞き役みたいになっている。
私は、人に対しての評価は上書き出来るので、いつまでも根に持ったり はあまり無い。
私の仕事に対してはいつも真剣にやり過ぎるくらい丁寧にやってくれるので、有り難い以外ないのだが・・。
そしてアクの?クセの?強いHさんは、仕事は超出来るし真面目ではあるのだが、相手に対して偏りがあるのと、
自信過剰?自己評価が高い?な面があり、Hさんに対する周りの評価は多分、仕事で助かっている人と、
存在自体を煙たがっている人とで2分される。両極端で、真ん中はない。
そんなHさんは私とHさんを一緒くたにして、似ているという。私を”女H”だと。『いやいや、一緒にせんといて!
違うでしょうよ、私はHさんみたいにうるさくもないし、お腹黒くないよ』と言うとHさんは私のことを
『真っ白だもんな』と。そして曰く、私は何でもかんでも包み隠さず良いことも悪いことも全部吐き出してしまうから、
腹に何も残ってないんだよと。そう言われて、ああなるほどねと、納得。嘘はつけないタイプ。面倒くさいし
そんな知恵もない。そのまんまだから。その代わりいつも言うように周りが大変なんだろうな。
いや、これは仕事での話。
自分の失敗を隠したりミスをスルーしたり、誰かに責任転嫁したり。そんな煩わしいことはしたくない。
謝れない人は可哀想な人だ。自分の間違いを認めるのは恥ずかしいこと?嘘はいつかはバレるからね。
お客様の無理難題は何でも受け入れなければならない?そんなこと無いでしょ。出来ないことは出来ない、
違うことは違うと言わなければ。はっきり言ってあげるのが親切だ。でも皆、それがなかなか出来ないらしい。
私はそういう意味ではズルいのかも。後で自分がしんどい目に遭うのがイヤだから、本当のことをさっさと
言ってしまうのか、はっきりとNOと言うのか も知れない。
いや、私も心の中では勿論グレーはある。仕事上のこと・物事の判断・好き嫌いにおいても多分。
世の中的には、白10黒10グレー80%位なのかも知れないが、私の中では真ん中50%のところに線は引かれている。
限りなく黒か白に近いグレーであっても、やはりそのグレーは黒か白なのだ。
本当は違うことを書きたかったのに、何書いてんだか・・・。
”同情”という言葉がキライだ。同情される側は『同情なんかして要らんわっ!大きなお世話よっ!
他人のアンタに、一体私の何が解るって言うのよっ!』とならない?アンタ何様?と。
普通 ”大変だな” ”大丈夫かな?” と心の中では思っても、心配したり、気持ち寄り添うのが精一杯で
”同情してます”なんて、口に出して言わないよねぇ。言えない。そういうことを平気で言うって逆に
恥ずかしくない?嘘くさい。同情心からって、上から目線ですか・・・。
そして ”なりすまし” というのが自分にはよくわからない。どうやったら他人になりすませる?何のために?
”なりすます”ってことは嘘ということでしょ?騙すってことだよね。騙せて嬉しいの?嘘ついて快感なの?
他人のふりをして悪いことをするというパターンね。そういうのは、その必要がある人しかしないでしょ。
自分をよく見せたい人。表向きはね。カッコつけたいのよね。中身空っぽとか。そして得をしようとする人。
そして空想想像の世界。ファンタジー。童話・作文・小説の世界。加害者が被害者へ転換?
事実・現実じゃない作り話なら、何を書いても構わないよね。でもそれはあくまでも虚構の世界。
おめでたい人は虚構の世界で生きるべき。現実社会で真面目に一生懸命、正しい生活を営んでいる人の
邪魔をするべきではない。いちゃもん・言い掛かりは煩わしいだけ。正しい生活を営んでいる人は
忙しいのだから、寂しいからと言って、世間に相手して欲しいからと言って、ちょっかい出しては
いけないのだよ。心貧しい人よ。