傾きが発覚した横浜のマンション、
くい打ちのデータ改ざんだけでなく、セメント量のデータの改ざんもあったとのこと。
販売元が三井不動産レジデンシャルで旭化成建材が基礎工事を請け負ったということだと思うが、
こういう大きな建物の場合、下請け孫請け・・・と、実際に施工する業者まで行くのに、いくつもの会社が介在している
ということがよくある。
が、しかし・・・ニュースで見る限りは旭化成建材が直接計算、直接施工したみたいね。
このデータを作成する人、同じ担当者が長年にわたって同じ業務に携わっていたとニュースで言っていたけれど、
普通そういう配置をしたら、こういう事態が起こるとは予想出来なかったのか？
大体同じ人が動かないというのは、悪の温床になりやすいよね。考えたら分かるだろ、そんなことくらい。
だからこれは会社の責任だよね。
それと、データの改ざんなどという事態が発覚するたびに思うのだけれど、誰もチェックしないの？
下請けに出したら発注元は受け取る時にチェックするだろうし、社内なら上の人がチェックするんじゃないの？
それとも部下を信じて鵜呑みですか？
不思議。
例えばくい打ちのデータの写真をテレビで観たが、問題無い場所のデータを他の場所のデータとして転用というか
全くのコピーを使っていたりしたのだが、あれって見る人が見れすば、同じもの・同じデータだと分かるんじゃないの
かしらん？
だってその違うはずの２枚のデータが全く重なるんだもの。普通そんなこと有り得ないでしょ？
気が付けば素人でもおかしいと思うよ。そもそも専門家なら尚更、即分かるんじゃ？
てことは、気が付いてない？
だから・・要はハイハイとチェック無しでスルーして来てるんだね。
チェックなしの受け取りがサイテーなら、気が付かなかったとしたらプロとしてもっとサイテー。
てか多分それは無いと思うが・・・。
結局誰かがどこかで手を抜いていたというだけのことだ。
でもさ、よほどの金持ちならいざ知らず、一般ピーポーは一生かかってやっと一軒の家が持てるかどうかだよね。
その生涯で一番高い買い物で欠陥商品つかまされていたなんて泣くに泣けないと思うのだが、いかがだろうか。
お金返してもらえば済むという問題では無いよ。
売る側・造る側の意識の問題だ。
高いお金を払って購入するお客様に、良いものを提供する。安心を売る とかよく言うでしょ。
売る方は、造る方は、プライドってものがあるんじゃないのかな？
それが無ければエンジニアなんてやってられないよ。
だから、そんな杜撰な計算？データ？工法？
エンジニアのプライドが許さないと思うのだけれど・・・。
よー分からん。このいい加減さ。