雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

保育園落ちた 日本死ね!の件に思う

2016-03-07 00:07:59 | 政治
世間を賑わせているこの件で記事を書くことは、世代が違う自分の古い考え方が若い人と相容れないだろうことは
明白で、正直ずっと迷っていた。
しかし今日、『そこまで言って委員会』の田嶋陽子の”性別役割分業=女性差別”の話を聞いて思い直した。
独断と偏見に満ちた独りよがりの意見であろうが、非難されようが、言いたいこと考えていることを書くわ。

最初に思うこと。
例えば離婚して1人で子育てをしているとか、夫婦2人が働いても家族を養えないほど収入が少ないとか、
そういう働かざるを得ない人たちにとっては、保育園に子供を預けられないのは死活問題だろうと思う。
優先的に保育園に入れたいよね。それは分かる。

しかし思うに、子供を保育園に預けたい人の中には、働かなくてはいけない人と、働きたい人とが居るのでは?
ということ。
キャリアを途絶えさせたくないとか、仕事が好きとか、家に居たくない外に出たいからとか、
働きたい理由は色々あるのでは?
言いたいのはそんな、経済的な必要に迫られないのに子供を保育園に預けてまで外で働きたい人のこと。

今はもう昔のように、男が外で働いて稼いで、女は家に居て家庭を守って・・・という時代でないのは分かる。
女の人も、結婚しても子供を産んでもずっと働きたいという希望があるのも知っている。
外国には、男も女も結婚していてもいなくても、子供がいようがいまいが、大人になればみんなが働いているのが
当たり前という国があるのを、以前テレビで見たことがある。
その代わり、当然産んだ子供は誰かが世話をすることになっている。要は子供の世話をするのが職業の人。
だから、そういうことで社会が回っている国なんだね。
ところが日本はそうは行かない。
世話をする人の数が圧倒的に少ないのだから。国としての政策が、仕組みが、そのよその国とは違うんだから。
そんな中で、女の人も子供を産んでも外で働きたいと言う。無理が生じるに決まっている。

結婚するのもしないのも、子供を持つのも持たないのもそれぞれの選択であって自由なんだけれど、
子供を産めばキャリアよりも子育てを優先するというのも又選択の一つだと思う。
子供が小さい時にそばに居てやる。これ、とても大事なことだし、子育ては立派な仕事だ。
キャリアも大事だろうけれど、自分が居なければその会社はその組織は回って行かないのだろうか。
小さい我が子の傍に居ることを投げ打ってでもやらなければならない仕事なんだろうか。
その仕事しなければ生きて行けない?子供はおかーちゃん居なければ生きていけないよ。

私に言わせれば、子供も欲しいキャリアも手放したくない・・・なんて図々し過ぎる。
新しい何かを手に入れたければ、今その手に持っているものを手放さなければ、新しいものは掴めないと
その昔聞いたことがある。
そりゃたまには結婚も子供も仕事も手に入れている見事な人もいるだろうけれど、そういう人たちは最初から
ちょー金持ちか、じーちゃんばーちゃんが4人がかりで手伝ってくれるか、血の滲むような思いと努力をしているかの
いずれかだろう。
なかなか凡人ではそうは行かない。
もっともっとと願望欲望はきりがない。しかし世の中にはどんなに望んでも、泣いてわめいても
思う通りにはならない・手に入らないことはある。それを知るべきだ。
限られた与えられた世界・状況・環境の中で、幸せを見つけることも大事だ。
そうするしかなくて、泣きながら諦めて、自分の気持ちを鎮めて来た昔の人はいっぱいいるだろう。

条件揃ってないのにずっと働きたい仕事休みたくないと考えているなら子供産むのやめな。
今の日本では無理だよ。
それこそ少子化に歯止めかからなくても仕方ない。国が政府が対策しないんだもの。
あの最初にこの問題提起した人の言うように、税金払ってやるって言ってるのにだよ。
子供産む人なんかいねーよだよ。
今の国に期待したって駄目だよ。

保育園に預けたい人たちに聞きたい。どういう理由で子供を保育園に預けたいのですか?と。
もっと言えばね、最初に保育園優先してあげないとねと言った人たちにも、本当は辛辣な意見はあるんだよ。
離婚して母子家庭だから生活苦しいとか働かなければならないとか、それだってその人の勝手でしょ!?ってこと。
離婚は自分が選んだんだよ。
それがイヤなら離婚しなければ良かったんだ。
百歩譲って、暴力夫だった・浮気した としよう。
でもその暴力夫を浮気男を選んだのも自分。
生活が苦しい?給料が少ない?だったら給料の高いところで働けばいい。
そういうところで働けるように努力すればいい。知恵を絞ればいいってことになる。
だから、突き詰めて行けばみんな突っ込まれる要素はある訳。
優先させる理由なんて誰にもどこにも本当は無いんだ。
自分だけが不幸で、自分だけが特別じゃないってことよ。

今の日本に不満があるなら、自分たちの力で何とかしよう変えて行こうと若い人たちも思わなければ。
前時代的なじーさんばーさんばかりに任せてはいられない。自分たちの力でこの国を変えるんだって
誰かそう思う人居ないの?そういう人を若い人たち皆で国会に送り込んめばいいじゃない。
不倫議員や収賄の大臣やら要らない人を辞めさせて、無駄なお金を育児や保育園やらにたくさん回してくれる
そんな議員を選べばいい。
若い人たちが自分たちの思う様な国にして行けばいい。
多少時間は掛かるだろうけれど、何もしないよりはした方がいい。
何もしないで文句だけ言うのはやめな。
先ずはみんな投票に行かなくっちゃね。