アパホテルのスタンス、悪くないと思う

今更だけど、札幌で開かれる冬季アジア大会選手団の宿泊ホテルの件で、アパホテルの客室に置かれている
本のことが問題になっていた。
その本は『南京大虐殺』や『慰安婦の強制連行』を否定する内容のものだったと。
あれはねつ造だと。
アパの社長が書いた本。
で、これを撤去してと大会組織委員会に頼まれたが当初はホテル側が拒否した。
後に大会中だけ一時的に撤去すると発表したらしいが。
中国はアパなんかボイコットだと騒いでいるとか居ないとか。
最終的には他のホテルに変更するらしいが。

で、この件に関して私が思うこと。

よく昔から、ホテルの部屋の机の引き出しに聖書があったよ。
いつもなんでだろうと思ってた。
時間潰し用？
聖書はいいの？キリスト教じゃない人には興味も無ければ退屈でしかないかも。
もしかしたらキリスト教が嫌いな人には不愉快なものかも知れない。
で、ホテルの社長が自分の思う考える歴史観で書いた書物を自分の経営するホテルに置く。
それの何がいけないのか？よく分からない。
言論の自由ってのがあるから、そういうものを著すのは自由だよね？
イヤな人は読まなければいい。
そしてそんなホテルを使いたくない人は利用しなければいいだけの話ではないのか？
ボイコットしたければすればいい。他にもホテルはたくさんあるでしょうし、ホテル側も文句言う人には
泊まってもらわなくて結構と思っているはず。
私は寧ろ、言われても要請されても最初は撤去しないと言い切っていたホテルの姿勢に拍手送りたかったよ。
泊まったことは無いけれど。
自身の主義主張に揺らぎが無かった社長、たいしたもんだ。
歴史の捏造・歪曲を正そうとしているんだそうだ。

歴史を詳しく正しく知り尽くしては居ないのでエラソーには言い切れないが、むしろ挑発・残虐・虐殺・惨殺
行為はどっちだよ？と言いたい位。
日本が気に入らなければ来なくていいじゃない。
私はいつもそう思っているがね。でも来るよね。何しに来るの？嫌いなはずの日本に。