雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

偉くなる人って、なるべくしてなるんだよね

2018-06-24 10:59:49 | 社会
金曜日に感激した話。個人的な話。

会社でお中元のリストをチェックしていて気が付いた。
”あっ!そうだっ!〇〇さんはご自宅が茨木市だった!”
大企業のすんごいおえらい方。
会などでお会いすると 話位はするけれど、めっちゃ親しい という訳では無い。でも意外と気さくな方。
早速メールした。
・今頃で申し訳けないけれどご自宅が茨木市だったこと思い出した
・地震、茨木ひどかったけれどご家族の皆様、おうちの方は大丈夫でしたか?
みたいな・・・。
多分当日ご本人は東京にいらしたに違いないとは思っていた。

メールの返事なんてあてにしてなかった。もしかしたらすぐには読んでも貰えないだろうなと思っていたし。
スケジュールも秘書が管理していて、分刻みで動いておられる方で、ましてや金曜の夕方だからきっと会食
だろうし・・・と。
ところが速攻返事が来たんだよね。もうびっくり!
・ご心配頂いて有難い。自分は東京に居た
・写真で見たら家はひどかったみたいで大きな洋服ダンスが数メートルぶっ飛んでいた
・でも家族はお蔭様でケガも無く
・ガスはまだ来ていないけれど、普段の生活に戻っている
的な・・・。
そして最後に
・〇〇工場ではラインが1本停まっている
・でも週明けには復旧出来る見通し
と。

私はよくもこんなに忙しい方が、私ごとき業者にご丁寧なお返事を・・・と恐縮と感激。
もう返事は要らないのでと折り返して
・その工場のそのラインの〇〇と△△は私どもの設備
・ダメージが無いかどうか機械と電気の工事やが確認点検に行った(早く早くと急き立てて(^_^;))
・機械は問題無かった
と報告方々送った。
(そのラインのどの設備が地震でダメージ受けて稼働出来ないかは、勿論知っている)

そのお客様は、その会社の創業者一族ではない、生え抜きで初めて副社長になった人だ。
どれ程の出世だろう。
背が高くて男前でK大のマスター出てて、と言うとクールそうに思えるが、ところが結構面白い。
そういうところ関西人?
はっきり言って非のうちどころのない人。完璧に近い。
そして私にまでちゃんとお返事下さる。小さな業者のいち営業に。
唸ってしまう。
でもでも・・だから副社長なんだろうな・・とも思う。

大企業なんて、”出来る人”なんて吐いて捨てるほどいるだろう。
勿論、人柄と言うか性格というか、そういうのも素晴らしい人もいっぱい居るはずだ。
でも私はやっぱり感じる。
出来る人でお人柄の良い人がいっぱい居る中で、何が違うのか?ってことを。私なりにだが。
多分、その”出来る”度合いも半端無いだろう。
そしてその”人間度”みたいなものに違いを感じるんだよね。
頂点まで行くほどのその人には”余裕”と言うか”広さ”を感じる。”キレ”と”温かみ”を同時に感じる。
決して”昇りたい”感はない。もし隠しているとしたら凄い人だ。
セコさも無い。媚びも無い。やり過ぎ感も無い。揺らぎも無い。信念だけがある。(これ私の感想ね)
そして何よりナチュラルな品がある。
多分だが、昇りたいなんて思わなくても、普通にしていても昇れてしまうんだろうな。そんな気がする。
魅力あるんだろうな。
勿論、偉ぶる雰囲気なんて全くない。
部長さんクラスには残念ながらそれを感じることはあるんだよね。
そして口では分かった分かったと言いながら、約束守らない人居るんだよね。
そんないちいち業者との約束覚えてるかい!って思ってるんだろうな・・と思うもの。
と言うか、やっていることがそうだから。
その副社長に比べたら小さい小さい。
勿論素晴らしい人がいっぱい居られる会社だが、たまーにね。

その副社長は、もう6年前になるのだが私が脳動脈瘤の開頭手術をした時もお見舞いを下さって、
それもびっくりだった。
何で知ってるの?って思ったし、その後の会でお目にかかった時にも”もう大丈夫なのか?”と声を掛けて下さった。
よくも気に留めて下さったことよと、そんな細やかな心遣い?気配り?くそ忙しいのに何で出来るの?と不思議だ。
それも勿体付けた感じじゃなく、本当にサラッとね。肩ひじ張った感じも全くしないし・・・。
会社の中での状況は勿論知りはしないのだが。

他の誰でもない、あの方こそが選ばれし者、なるべくして偉くなった人なのだと、全くもって合点が行くと言うか
納得と言うか、そういうことなんだわ。
いくら望んでも、なれない人はなれない。いくら賢くてもなれない。いい人だけでもなれない。計算はバレる。
そりゃそうだよね。見る人はちゃんと見ているんだなって。抜擢した人もスゴイよ。




”自発的な行為”の登山で遭難し助けを求め、救助者が被害に遭う。これおかしい

2018-06-24 01:23:43 | 社会
北海道で、夫婦で登山中の妻の方が負傷して歩けないと夫から消防に通報があり、電話を終えて夫が妻が居た
場所まで戻ると、妻は滝の下付近に落下していたと。
奥さんは亡くなったそうだが、救助に行った男性隊員も又滝の下近くに滑落し意識不明の重体だと。

この記事を読んで何だか違和感と怒り。
そもそも夫はどこで電話したの?携帯が通じない場所だったから電波届く場所まで移動した?
それとも公衆電話でもあるの?山の中に。山登りしない私には分からないのだが・・・。
そして負傷して歩けないはずなのに、奥さんが1人で動いたってこと?

登山とは、遭難の危険と隣り合わせで怖いもの。それは何度も山を経験しているベテランにとっても。
という位の思いと知識しか無いのだが、登山する人って、それも覚悟の上で好きな山登りが辞められない人が
行くものだと思っていた。
でも最近はそんな危険な山登りじゃないからと、行く人も結構いるみたいだな。

でもやっぱりどんな山でも、山は侮れないものだと思う。天候だって急変するし。
それ位のことは素人でも知っているし。
安易に救助を求めるくらいなら山なんか登らなければいい。
山で助けを求める人の何と多いことか。
そしてその度に救急隊だの自衛隊だのが救助に向かう。
無事に助けられれば結構なことだが、場合によっては救急する側の人にも被害が及ぶ。
それが何ともイヤな思いだし、怒りだ。
何で遭難した人を助けに行った側の人がケガをしたり時には亡くなったりしなければならない?と冷たいかも
知れないがそう思う。
助けを求められなければ助かった命なのに。

災害だの事件だのの不可抗力の事態で、助けに行かなければならないのは、それも彼らの仕事だろうから、
行くことはやむを得ないと思う。それで危険にさらされても、それが仕事なんだからと腹をくくっているだろう。
でも山登りは自発的な行動だ。危ないかも知れない場所に自分が好きで行って事故に遭ってる訳だ。
それって想定内だよね?
行かなければ起きない事故。
そういう個人の嗜好的な行動によって、助けを求めるってのは迷惑以外の何物でも無いと思うけれどな・・。

海の事故でもそうだけれど、”波が高くて危険””海に近づかない様に”なんて言われてても、そんな日に海に
行って泳いだり釣りをしたり舟に乗ったりして遭難する人が居る。
あれは正直責められるべき話だと思う。
どれ程税金使ってるんだ、ルールを守らないヤツにって言われるのがオチ。
それでもどちらもが助かれば文句くらいで済む話だろうけれど、助けに行った側に被害が出れば そうは行かない。
イヤでも助けに行かなければならない人のことをもっと考えれば?と思う。
荒れ狂う海になんか、誰だって行きたくないに決まってる。
自己責任だろうが。
みんないい歳して、それ位のこと考えて行動すればいいのに。社会の迷惑。