雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

若いお客様が白血病で突然亡くなった。愕然唖然呆然・・・

2019-11-30 11:45:13 | 日記

昨日から元気がない。異常に落ち込んでいる。

昨日朝出社して早いうちに、工場でロボットでテストして動画を撮り、事務所に戻ると机の上に

”訃報”のFAXが置いてあった。

急ぎで回覧かしらん?と読み始めて急に気が付いた。知っている名前が・・・。

”えっ!?一体誰が?・・・” 私のお客様の名前があったのだが、父上が亡くなったのかと思い読み進むうちに、

愕然となる。逆だ逆。喪主がお父さんで亡くなったのがそのお客様だと書いてある。

有り得ない。信じられない。

39歳。何で?・・・。”白血病”と書いてあった。

その人の会社に電話してみた。聞くと、1週間ほど前に検査して初めて白血病だと分かったと。

そして急に具合が悪くなって28日に亡くなったと。言葉が出ない。そんなことが有るのか!??

 

私、先週21日(木)に電話で喋っている。そしてその後メールも来た。

翌22日(金)にメール返信したが返事が無かったので週明け25日(月)にもメール送っている。

でも返事は無かった。すぐに連絡くれる方なのに・・とは思ったが、こちらも取り紛れていたので

その時はそれ以上pushしなかった。どこかの時点で電話しなくっちゃ!と思ってた。

全てこの1週間の間のことだ。何てこと!それから急に悪くなったと言うの?

あの1週間前にメールを書いている時はどーだったのよっ!!!?

 

商社の営業マンで、今年の春に初めて引合を貰い、大手のエンドユーザー様と来社された。

こちらからも客先の工場にお伺いし何度か打合せしたが、金額の大きい案件だったので見積提出後、

予算取りが通らないと言ってポシャリかけた。

でも彼は諦めず、次年度には通そうと言うことで仕様を若干変更して出し直そうねと言うところまで

話しをしていた。

 

それほど親しい訳では無かったが、それでも個人的なことの話をする機会もあり、

自分で家事は何でも出来るから結婚に付いては特に急を要しないと、独身であることもその時に知った。

背が高くてイケメンなのに勿体無いですねと。仕事が好きだったんだろうな。

可愛い眼をした優しそうな穏やかな人だった。いつもニコニコと笑顔だった。

『何で・・・・』と言う思いしかない。白血病って、そんなに急に悪くなるものなの・・・。

本人も知らなかったと、会社の人言ってた。その急に悪くなる1週間ほど前まで、私は話もして連絡も

取っていたんだ。呆然。ショックだ。

 

父上の名前を見て、息子さんの葬儀の喪主をするお父さん、辛いだろうなと、そこへ思いが行く。

そして彼の短い人生を、突然奪われた命を、思う。

私は彼にちゃんと対応出来ていただろうか・・・。少々返事が遅くても、責めることのなかったあの人に、

私は失礼が無かっただろうか・・・。きちんと丁寧に接していただろうか・・・と、そんなことを思う。

そんなことは無いとは思うけれど、自分で気が付かないうちに、こんな短いその人の生涯に、自分が

少しでも嫌な思いをさせたことがあったとしたら、例えそれが仕事上のことであっても自分を責める。許せない。

良い人だったからこそ余計そう思う。彼が私に嫌な思いさせたことは一度もない。

 

美人薄命と言うが、それは女性に限らないんだね。

いい人は早く亡くなるのね。私みたいなのを”憎まれっ子世に憚る”って言うんだものね。

でもでも・・・憎まれっ子でも生きていて欲しいよね。早過ぎる。勿体無い。

本人にとっても何の前触れも無く青天の霹靂だったのではないのだろうか。どれほど悔しいことだろう。

”どうぞ安らかに・・・”としか言えないのだけれど、やっぱり気の毒で、それ以外の言葉がみつからない。

 

人の終わりは分からない。それはある日突然来るかも知れない。

送る人送られる人、どちらにとってもお互いが悔いのない様に、優しく仲良く認め合い許し合い敬愛し合って

穏やかな気持ちで日々過ごすことが大切なんだと言うことを、改めて思った。

家族親族友だちは言うに及ばず、仕事の付き合いで日々無理を言い合い押し付け合う仲だとしても、

それでも誰に対してだって悔いは残したくない。

そんな風に自分は過ごしているだろうか・・・。

いやいや、ワガママな私だから、きっと周りにいっぱい嫌な思いをさせていることだろう。

ちょっと心入れ替えるよ。

残りの人生、丁寧に大切に生きる様努力する。

 

〇〇さん、長いお付き合いではなかったけれど、お世話になって有難うございました。

残念で仕方ない。あの優しそうな笑顔忘れないよ。