不思議なものだなぁ・・と思う。
総理大臣になりたい人はいっぱい居るだろう。現職の代議士なら。口には出さなくても、
『いつかは俺も』と思いがけない人が、密かに心の中でその想いを温めて居るかも知れない。
まあ、政治家目指して『総理大臣なんてとんでもない!』と思う人ももしかしたら居るのかも
知れないが。
で、もー総理大臣になりたくてなりたくて仕方ない人が居るよね。
石破さん。
誰もが知っている。ずっと立候補して来た(前回はしてないか)んだから。私も一時期は応援してた。
ところが今の3人の自民党総裁候補の中では、党員には人気あっても議員間での人気が無いばかりに
今回もやっぱり難しそう。
翻って菅さん。
ずっと総理大臣になる気は無いと言って来た。そりゃ心の中までは判らないが、それほど”総理大臣”に
固執して来たようには見えない。ところが意に反して周りが祭り上げてあれよあれよと言う間に、
今や総理大臣に一番近い人になった。これを政局と言うのか?よー分からない。
地盤看板カバン。何も持たない地方出身のと、本人が言うその歴史。今回のことは管さんにしてみれば
降って湧いた様な幸運だったのだろうか。
それでつくづく思った訳。やっぱりこういうのって、巡り合わせと言うか運と言うかタイミングと
言うか分かり切った論理だけでは説明のつかないことってあるんだなと。
なりたくてなりたくて、世論での人気も一番の石破さんがなれなくて、まさかと思ってたダークホース
的な?管さんがねぇ・・・と。
しかしこれ、管さんがもし計算の上だったとしたらある意味凄いわと思うけれど。
1年後はどうなるんだろ?と興味津々だ。岸田さんなんて気の毒に影が薄い。
しかしあの私の嫌いな森はホント余計なことを言う人だ。『安倍さんの本心は岸田さんだ』と。
岸田さんが流れを変えるには麻生さんを味方に引き入れるしか無かった。それが出来なかったのは
岸田派の古賀さんと麻生さんの折り合いが悪いためだと。
そんなこと今言ってどうなるの?誰もいい気はしないよ。言ってどうにかなるもんじゃないなら、
要らんこと言わんでもいいのに。安倍さんの「後見役」の立場にあって、安倍さんの出身派閥の
細田派に影響力をなお残す。らしいが、自分は総理大臣の時サイテーだったよね。大したことして
来てない人が、ただ単に歳とったってだけで、重鎮みたいな顔してたら、鬱陶しいだけだ。
自民党も、ご老体は早く去ってもらってリフレッシュさせないと、時代遅れの政党になってしまうよ。
いつまで派閥派閥って言ってんだろと、国民はバカにしているし呆れてます。
ま、まだ決まった訳では無いけれどね。