平野選手には脱帽だ。
今回、五輪にそれほど力入ってなかった、ちょっとシラケていたが感動した。
あの2回目の異常な低さの点数。あれだけのパフォーマンスして91.75とな?有り得ない。
一体審判は何見てる?どこ見てる?って話だ。
その後世界中のメディアが大騒ぎ。審判団に対する大ブーイングだ。
・誰がジャッジしてる?
・逮捕されるべきだ
・茶番だ。強盗だ
・恥を知れ
等々。よく言ってくれたと思う。それほど、誰が見てもおかしくて有り得ない採点だったということ。
平野選手は2回目、ミスなくルーティンを滑りきトリプルコーク1440を決めている。前人未踏だよ!?
トリプルコーク1440、他の誰も出来ないんだよ。初めてなんだよ。ところが、得点は91.75点。
皆が首をかしげただろう。目ぇ付いてんのかっ!20年以上の審判経験があるらしいアメリカ人の
審判が出した得点は90点にも満たず、89点だったそうな。
噂によると、『豪ジェームズより優れていた平野の2回目に米国ジャッジが89をつけたのは
ショーン・ホワイトにチャンスを与えたかったからで、ホワイトが3回目に失敗すると
平野の3回目に96をつけた』と。 米NBCも2回目の89はあり得ないと。
中国みたいなことやってんじゃねーよっ!
誰だって自国を応援したいのはやまやまだ。だけれど、そんなところでそんな忖度していたら、
審判じゃないわ。結局はバカにされるだけだ。恥ずかしいわ。ジャッジする立場の人間だってこと
忘れているんだね。”フェア”って言葉を知らんのかっ!!
ショーン・ホワイトだって、そんなことされて嬉しいはずがない。その審判のやったことは、
ひいてはショーン・ホワイトをもバカにしていることになる。彼に対して失礼だろう。
それが解らないほどのバカなんだ。
だけど、平野選手はカッコ良かった。
『2本目の点数とか、ちょっと納得いってなかったんですけど、そういう怒りが多分、
全て最後の最後で出し切れて』
いや~怒りをパワーに代えて有無を言わせない・文句の付けようが無い・圧巻の演技で誰をも
黙らせてしまう。凄いことだ。やろうと思っても出来るものじゃない。弱冠23歳の青年が。
めちゃカッコいい。ガラの悪い大阪弁で言うところの『でやっ!!見たかっ!文句あっか?』
てなもんだわ。
あの平野選手の3回目のジャンプで、審判団は救われたと。万にひとつでも、平野選手が3回目
失敗していたら、大問題になっていたよね~。吊るし上げられていたよ審判団。
そう言う意味でも、平野選手の3回目は凄いことだった。偉業だった。鳥肌もんだった。
本人、興奮もせずクールだね。そう言うところが又良い。
前回のことを知っているので、今回は平野選手に是非金メダルを取って欲しかった。
私は自分が応援する人をリアルタイムでは観れない。変に”応援してます”意識が入ると、マズい。
”どうなってるだろう・・”と気にしてもいけない。ま、私ごときに応援されようがされまいが
な~んの関係無いのだけれど、一応自分的には知らん顔をすることにしている。
平野選手おめでとう!そして感動をありがとう!いまだ興奮冷めやらず・・。
しかし採点性の競技はいつも問題ある。何とかならないものか。