私はエラソーな人がキライだ。特に仕事上で。社会的立場の上で。
役職?肩書をかさに着て威張る人。職制や立場を利用しての上から目線の人。
会社人間40年くらいやって来て、そんな上司や客にいっぱいお目にかかって来た。
セクシャルもパワーも、ハラスメントなんて数え切れないほど受けて来た。
私は人を肩書だの役職だので判断はしない。それが例えお客様であろうと。
失礼な人は客でもイヤだ。露骨に拒絶反応を示す(心の中でね)。しかしイヤであっても
自分の仕事に必要だと判断すれば、一応隠しはする。まあすぐに顔や態度に出る方だから
見透かされているだろうけれど、そこは相手も大人だから、仕事上やむなしとなれば
知らん顔して見過ごしてくれる場合もあるだろう。
お互いが自覚して嫌い合ってる者同士が一緒に仕事をするってのも、変な感じだが”アリ”かな。
大企業の”えらいさん”(これ大阪弁らしい。肩書の偉い人と言う意味)であっても、
名刺のその肩書が無くなったら、ただのおじさんだ。ただのおやじよ。
人を判断する時は、やっぱり中身でしょ。1人の人としてでしょ。そこが素晴らしい人は
役職なんか関係無しに、凄い!とか素敵!だと思える。ああ、人として好きだなぁ・・・💛
と思えることが自分にとっては大事。好き嫌いで生きている人間なので(^^;
なので私は、どんな大企業の”えらいさん”であっても、初対面でもあまり緊張はしない。
相手も同じ人間だもの。人として最低必要限の礼さえ尽くせば、何もビビることはないと
思っているから。むしろこちらは、どんな人なの?と興味津々。観察しようとする。
するとやっぱりね、凄い会社の偉い方ってのは、人間も素晴らしい!って思わせられる人が
多いんだよね。感心する。
そりゃそうだ。そんな人じゃなければ偉くはならない。同じ年代の、同じ様に出来る人が
いっぱい居る中で、競争して選ばれて上がって来ている人と言うのは、
頭・技術・センス・力量・成績・指導力・協調性・性格・人格 等々、ありとあらゆる面で
見られて査定されて(イヤな言い方だけど多分そう)、結果 選ばれてるはずだから。
人事か上司か 誰かは知らんが、見ている人は見ているのだろうから。
たまーに、何か惹きつけるものを持っている?とか、センス?みたいなことで、ユニークな
人選がある場合もあるかもね。
うちの会社に、某商社のバカな部長から電話がかかって来る。
第一声、いきなり『あー・・〇〇居る?』・・・自分名乗らず、そしてうちの人のこと呼び捨て。
”アンタ誰?状態。
そして又『あー・・・ブーちゃん居る?』・・・社内にぽっちゃりした女性が居るがその人のことを
言っている。
私はその人の電話を受けるとムカつく。いくら客だからと言って、その態度は私には無理。
誰だか解っているけど『お客様はどちら様でしょうか?』と聞く。名乗るまで何度も聞く。
そして又『私どもにブーちゃんと言う名の者は居りませんが?』と返す。
こんなヤツが部長だなんて、この会社もアカンわねと思うしかない。
人は中身が大事。エラソーな人はキライ。態度が横柄な人はキライ。威張り散らす人はキライ。
そんな人今は居ないか・・。前時代的な話かもね。
だけど勘違いしている人はまだ居る。特に高齢の男性酷い。もう時代がお呼びじゃないのに、
気が付いていない。仕事してる時の付属品は、その人を判断するのに何の役にも立たないと
いうことも知らない。そして時代に取り残される。
〇×〇×〇×という名前の1人の人間になった時、余分なものは全て脱ぎ捨てて裸になった時
恥ずかしくないよう、みじめにならないよう、奥様に見放されないよう、世のお偉方の男性は
気を付けるべきじゃないですかね?もう遅いかも知れないけれど。