雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

広島を訪れるオバマ大統領に、多くのことを望まないで欲しい

2016-05-15 02:34:52 | 政治
伊勢志摩で行われるG7に合わせて、オバマ大統領がついに広島を訪れることが決まった。
本当に画期的で記念すべき日になると思う。

原爆を落とした国の大統領が、落とされた国の落とされた場所に行く。
今まで望んでも望んでも実現しなかったことがとうとう本当になるのだ。
嬉しいとか感激とかでは無くて、それを強く望んでいた人たちにとっては感無量のことだろう。

私は、日本の政府が言うように、今回オバマ大統領の謝罪を望んではいない。
そりゃ当事者の方々にとれば、謝って欲しいと言う気持ちはあるだろう。
原爆を落とされた被害者の国の人間として、自分もそういう思いはある。
しかし、だ。
今はオバマ大統領が来てくれると言うことでいい。
現職のアメリカ大統領が来てくれると言うだけで今はいいと思う。
あまりにうるさく言って、あれもこれもと望んで、挙句来るのや~めたっ!と言われる方がイヤだから。

それと同じ意味で、被爆者の方に会って欲しいという意見もあるらしいが、そこまで望まない方がいいのでは?と
思うのだけれど。
原爆の悲惨さを本当に分かって貰いたいと言う思いは分かるが、原爆資料館を観るだけでもそれは十分に
伝わると思う。

今はただ、オバマ大統領が現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪れ、献花しコメントし、原爆資料館を観る。
それだけでいいのではないかと。充分意義のあることだと思う。

こんな物騒な世の中、警備の方も緊張と周到な装備準備。
私が通勤で使う駅のゴミ箱も、G7の前から使用禁止になる。こんなに離れているのに?と思うけれど、
それ位大変なのだ。
日本で久しぶりに開かれるG7もオバマ大統領の広島訪問も、お天気に恵まれて無事に終わることを今は
祈っている。


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