今日は孫の自慢だ。娘は嫌がるが今回だけは思いっ切り書かせてもらう。
昨日はJの公立高校の合格発表だった。10時を過ぎて速攻”J受かったよ”と娘からLINE。
”あー良かった良かった。今か今かと待ってたよ。おめでとう!”と返事。
超嬉しい。気分・機嫌が良いので、出張中 周りの同僚に『奢らせて~』
私立は2月に受かっていた。それも”成績優秀に付き入学金免除”だったらしい。
”偉いねー嬉しいね~”と、その時も思った。そんな制度があること知らなかったが。
Jは昨年の夏休みまで、塾には行ったことが無かった。
本人が要望すればともかく、親の押し付けで塾に行かせたり習い事させたりが、娘が好きでは
ないので、下の娘んちは、そう言う方針だった。
なのでJは最低必要限の勉強しかせずパソコンばっかりで、日頃あまり熱心に勉強している様には
思わなかったが、成績はそこそこ良かった。しかし、上に兄弟は居ないし、学校でも進学の話など
しないと言っていたので、高校入学に関する情報が何も入って来ない。自分の偏差値なるものも
分からないので、どの辺りなら行けそうなのか、判らない。
そんなこともあって、親と子の思いが一致して塾に行き出したのだった。
そしてこの半年は模試を受ける様になった。
私もよく知らなかったが、大阪は今は学区制が廃止されている。全国的に見て学力の低い大阪を
憂えた橋下さんが、知事だか市長だかの時代に改革したらしい。
大阪府内であればどこでも受験出来るという訳。まあ、あんまり遠いところは受けないだろうが。
そして府内成績優秀の上位10校が文理学科と言うらしい。
Jの家から近いのは橋下さんも出たK高校だが、偏差値が半端ない。頑張って、無理して、
例え運良く入学出来ても、付いて行くのが大変だろう。
Jには自由な校風のもう1つのK高校が合っているのでは?と考えた母子は、見学に行ったらしい。
勿論受けるつもりの私立も見に行った。で、母子で気に入り、その2校をターゲットにした。
Jは塾に行き出し、模試を受ける度に偏差値が上がって行った。恐るべし塾!だわね。
で、塾の先生に最終的に、偏差値2番目に高いT高校を受けてはどうか?と言われたらしいが、
合格する保証は無い訳で・・・。
3年後の大学入試のことを考えると、少しでも偏差値高い高校の方が良いのかも知れないが
しんどいだろう。付いて行けなくて落ちこぼれたら悲惨だ。
目標を決めていたJの決心は変わらず『どこに行っても自分でちゃんと勉強するよ』と。
素直で穏やかで可愛い子だが、好みというか意思ははっきりしている。
上の娘(Jの伯母)が『Jは偉いっ!』と珍しく褒めた。
『Jは自分の夢と言うか希望を語り、そして言ったことをちゃんと実行実現している。
なかなか出来ることではない。そこが偉い!』と。
かなり前、私が孫3人を連れて遊びに行った時のホテルの食事で、夜は鉄板焼のお肉の追加追加、
昼は簡単に麺類でもと思ったらお寿司が良いと言い、カウンターでお好みで握って貰い、
『トロ』を連発するJに、その時一番年かさの孫Nが、私の財布を心配して『おばーちゃん良いの?
大丈夫?』と目くばせをしたのだった。『えーよえーよ、好きなもの好きなだけ食べたら。
それ位で破産はしないでしょうよ』と返事したのだった。
それを察知したJは後日『ボクはちゃんと勉強して良い学校に行き、良い会社に就職し、ちゃんと
働いてお金持ちになって、自分のお金でトロを好きなだけ食べられる生活が出来るようになる!』
と母親に言ったらしい。下の娘が教えてくれた。
上の娘が『Jは偉いっ!』と言うのはそのことだ。『着々と実行して行ってるねぇ』と。
昔は上質なお肉、次はトロ、そして今は鰻 にハマっているJ。私はいつも『野菜も食べて!』と。
小さい頃から本が大好きで、本屋に入ると何時間でも動かない。プリペイドの図書カード、
小さい頃は親が管理していたが、先日聞けば今はJ自身が持っているらしい。本はおばあの役目。
いくらでも欲しがってくれれば嬉しい。
応援することしか出来ないけれど、元気で伸び伸び生きて行って欲しいよと、Jだけじゃない、
どの孫にも思うよ、おばあは。
今日は一番小さいTの小学校の卒業式だった。Tにも”おめでとう!次はいよいよ中学生だね”と
LINE送った。春休みに久し振りに家族旅行するらしい。
孫たちが大きくなって行き、歳も取るはずだ。
娘たちでさえ、もう立派な中年なんだから当たり前か(^^;