多可町加美区岩座神 五霊神社 岩座神(いさりがみ)地車
私の彫刻研究に多大な影響、協力いただいております、多可町・社寺屋台彫刻研究家白石氏こと「まささん」
まささんに案内してもらって多可町地車三台見たうちの一台
まさかこの地で「相野」に出会うなんて思ってもいませんでしたので私、もってるかも(笑)
現況で山車彫刻相野兵庫最北か?
遠目に見た瞬間・浪花?相野?まさか?と思いましたが銘あり正解でしたね。
地車形態は一つ屋根・太鼓台かなぁ?と思うほど横(平)面の長さが短め
村口伝によると約100年前に中古にて購入
神崎郡の越知谷地区(神河町)と上牛尾(市川町)2説あり
まささん情報によるとその2地区とも現在地車は現存せず、神河町とある神社の大正時代の写真には、屋台に混じり地車らしき山車が数台確認できます。
またの機会に紹介しますが、地車らしき井戸の社も上牛尾にあり、地車があったのは間違いないようです。
現岩座神地車はその後改良されている形跡がありますのでなんとも判断つかず。
この岩座神地車は、上地車新報・第36号 平成25年新年号にも紹介されています。
見学当日は、祭礼準備のお忙しい中、お相手いただいた、岩座神地区 木原様にたいへんお世話になりました。
その後メールにて情報交換もさせていただきありがとうございました。
木原様HP
↓
http://www.kihara-wood.jp/index.html
正面
後面
正面 懸魚裏銘 浪花彫刻司 相野伊兵衛
もともと破風と一体の懸魚彫物であったのではないかと?
屋根廻り改修時彫物取り付けの際、付け木により文字が一部欠損した可能性あり、年号があったかも。
柱も取替られているかもしれませんね・・・木鼻もあったかもしれません。
木原氏提供画像 宮入の様子
私も、祭りに山車が出ていると知ってましたが、実際に生で見るのは初めてでした。
自分の目で見るのは、重要ですよね。
その通りですね。
まさに「百聞は一見に如かず」
特に彫刻については、自分の眼力が一番とうぬぼれております。(笑)
今後ともお付き合いよろしくお願いします。