弾正の鷹 山本兼一
「下針」・「ふたつ玉」・「弾正の鷹」・「安土の草」・「倶尸羅」
5編からなる短編
すべて織田信長暗殺者の物語
それぞれの暗殺技が違い、男女の恋愛も絡めながらの傑作集です。
特に「安土の草」は、著者の代表作の一つでもある、「火天の城」番外編のような出来。
甲斐の忍び(草)として育てられた主人公が長年に渡り大工職人として生き、一人前の職人になって、暗殺者となるのです . . . 本文を読む
神崎郡市川町上牛尾 笠形温泉
天然 かさがた温泉 せせらぎの湯
白石氏情報により笠形神社まいり道中(2012年11月)に立ち寄り
源泉井戸の覆い屋が旧近隣地区で曳きだされていた地車屋根ではないかとのこと。
この地方で見られる一つ屋根の地車屋根と推定されます。
片側だけ車板部分に虎の彫刻も残っていました♪
温泉にも入った?ような?足 . . . 本文を読む
ケヤキの一枚板
現況厚みが80~90
欄間・脇障子・車板あたりの彫刻にどう?
実は、磨き加工して玄関の敷台になります。
機会がありましたら完成後も紹介します。
ネットから拝借した式台イメージ
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奈良県橿原市今井町 春日神社
今井町西町地車
地車ネタないのでアップしてないと言うか・・・・
画像的に中途半端なのであえてアップしなかった地車を紹介。
平成24年5月 今井町町並み散歩に曳きだされたものです。
地車詳細は、他社サイトよりの引用受け売りです。
制作 明治13年(1880)
大工 推定 堺地車大工
彫師 西岡弥三郎 他
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神崎郡市川町上牛尾 岩戸神社
神社境内には、高さ、幅共に15mほどの大岩石が神殿にせまり、拝殿の右方より高さ7,8mあまりの岩が屏風のように立ち、あたかも天の岩戸を建てたよう。
拝殿の下には岩戸川の渓流が流れ、周囲の岩は苔むし、樹齢数百年の老木が生い繁り、その様は静閑で神秘的。
神社は、正中元年(1324年)後醍醐天皇の時代に当時寺谷にあった福泉寺境内から現在地に移されたもので、延宝2年(16 . . . 本文を読む
無双の花 葉室麟
筑後(現福岡県柳川市)柳河藩 初代藩主 戦国武将 立花 宗茂の話
関ヶ原の戦いで改易後、大名として復帰した武将は多くいるが、旧領に復帰した武将は宗茂ただ一人。
戦国時代の脇役ですが、その生い立ちより魅力的な武将のひとりであり。多くの作品に登場しますね。
本作では、西国無双と言われた立花宗茂が「立花の義は決して裏切らないこと」を公言し、最後は、その義を貫き通し花を咲かせ . . . 本文を読む
西宮市名塩 名塩正八幡宮 名塩中之町地車
平成27年3月8日 大修理入魂式がおこなわれました。
この修理は、文化庁の助成金を活用して行われ、(文化庁認定・文化遺産を活いかした地域活性化事業) 関西地車製作事業協同組合の元大下工務店により施工。
大修理の取組として非常に興味があり、交流、顔合わせも兼ねて搬入・式典の様子まで見学させていただきました。
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神崎郡市川町上牛尾 笠形神社 本殿
本殿
築造推定 1800年前後
彫刻 久須善兵衛政精 中井丈五郎正忠 中井文吉(権次正貞)
風雨にさらされ傷みがきてますね。
鉄拐仙人 (李鉄拐)
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橘花抄(きっかしょう) 葉室麟
黒田官兵衛が嫡子長政を祖とする福岡藩=黒田藩の内紛を絡めたお話。
三代藩主光之からその次の代にまつわる嫡子問題
長男でなく三男を世子したあたりの藩内の内紛を家老・派閥を絡め、主人公を廃嫡された長男・綱之隠し種である娘、卯乃となってます。
実は、主人公は、光之が登用した外様家老立花重根とその弟だと思うのですが、少々藩主と家来の関係がややこしいのでヒロイン卯乃 . . . 本文を読む