ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

川面東勾欄彫物1

2008年12月09日 23時07分08秒 | 川面東
だんじりの彫物の題材は、平家物語や太平記または、作者不明短編物語集室町時代から江戸時代に書かれた絵付物語=御伽草子がよく使われています。川面東勾欄彫りもその物語のひとつと思われますが、どの物語にあたるのか、わかりません。便宜的に漁師と海女となってますが、御伽草子が収められている室町時代物語の中には、それらしき物語はありません。と言うか、現代文に訳されていないものは、読めませんが。
題名の中に漁師もしくは、海女が出てくるのは、唯一「海女物語」と言う題名の物語がありますが、内容はどうも違うように思います。
この物語は、殿さまの子を身ごもった海女が・・・と言った内容です。

彫物の題材は、海女でも漁師でもない違う物語かもしれません。
基本的な物語には、殿様、姫様、お武家さんが登場しますが、この勾欄の彫物には、登場していないように思います。物語のワンシーンかもしれませんが・・・

あと、気になったのが貝の図柄。
画像も貝だと思いますが、実は色んな貝が6個あるんですよ。
物語の題名にも貝がついている題名がいがいとあります。


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