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川面東彫物話一応最終です。
川面東地車新調時に彫ったと思われる相野一門といわれてます彫物は魅力的で大好きです。あたりまえですかね、我が町のだんじりですから。
いや、実際贔屓目にみなくても味わい深い彫物であります。公然ファン、かくれファン多いと思っております。
地車誌「川面の町に生まれて」では、ほぼ彫物を紹介できたのではと思ってますが、一つ一つの彫物全部を当然紹介できてません。
飾目、脇障子の獅子 枡合の麒麟 木鼻の獅子、獏 後拝懸魚の鷲などいいのがたくさんありますが、ここでは、ちょっと見えづらい、後屋根・枡合の「猿」を紹介します。
本誌内では、猿づくし、猿の群遊として画像が一部あります。
地車彫物や木彫りの図柄では、猿は多く使われています。本誌文でもあるように特に「鷲と猿」は、拝懸魚に多くみられます。海(濁流)に落ちた猿を鷲がたすける。物語というより、猿を欲望や煩悩にとりつかれた人間を鷲は、それを救う聖天さまに例えた表現です。
川面東の猿の彫物は、これとはちょと違うと思うのですが、他地車拝懸魚には松、猿、鷲案外あります。川面東も松の猿、単独ですが鷲ですから、ひょとしたら、拝懸魚の鷲と絡めほとんどの猿が目線上を見ている様子から相野さん独特の意気な「鷲と猿」の図柄かもしれませんね。
昔話、物語に登場する猿はどうしてもイメージ的には、悪者・憎まれ役が多いですが、そもそも干支十二支のひとつ(申)としてあるように本来山の賢者で、山神の使いと信じられて信仰の対象とされています。現に申が祭神の神社もあります。
前屋根枡合は四霊(しれい)のひとつである麒麟そのならびですから山神としての猿「申」の地車彫物=申づくし、申の群遊と私は、捉えています。
後屋根、枡合の申 全部で15頭右側前方から順番です。
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川面東地車新調時に彫ったと思われる相野一門といわれてます彫物は魅力的で大好きです。あたりまえですかね、我が町のだんじりですから。
いや、実際贔屓目にみなくても味わい深い彫物であります。公然ファン、かくれファン多いと思っております。
地車誌「川面の町に生まれて」では、ほぼ彫物を紹介できたのではと思ってますが、一つ一つの彫物全部を当然紹介できてません。
飾目、脇障子の獅子 枡合の麒麟 木鼻の獅子、獏 後拝懸魚の鷲などいいのがたくさんありますが、ここでは、ちょっと見えづらい、後屋根・枡合の「猿」を紹介します。
本誌内では、猿づくし、猿の群遊として画像が一部あります。
地車彫物や木彫りの図柄では、猿は多く使われています。本誌文でもあるように特に「鷲と猿」は、拝懸魚に多くみられます。海(濁流)に落ちた猿を鷲がたすける。物語というより、猿を欲望や煩悩にとりつかれた人間を鷲は、それを救う聖天さまに例えた表現です。
川面東の猿の彫物は、これとはちょと違うと思うのですが、他地車拝懸魚には松、猿、鷲案外あります。川面東も松の猿、単独ですが鷲ですから、ひょとしたら、拝懸魚の鷲と絡めほとんどの猿が目線上を見ている様子から相野さん独特の意気な「鷲と猿」の図柄かもしれませんね。
昔話、物語に登場する猿はどうしてもイメージ的には、悪者・憎まれ役が多いですが、そもそも干支十二支のひとつ(申)としてあるように本来山の賢者で、山神の使いと信じられて信仰の対象とされています。現に申が祭神の神社もあります。
前屋根枡合は四霊(しれい)のひとつである麒麟そのならびですから山神としての猿「申」の地車彫物=申づくし、申の群遊と私は、捉えています。
後屋根、枡合の申 全部で15頭右側前方から順番です。
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今さらながら、あれほど多くの方々の熱い期待を背負って作業していたのかと思うと、軽々しく編集委員を引き受けた自分の無謀さが怖くなります。
さて、あの猿どもが揃って見上げていたのは、懸魚の鷲?
なるほど、あの角度で見上げるとごもっとも。気づきませんでした。目から鱗です。
この「鷲」の彫りは見事ですよね~。大好きです。
それから、車板の落ちてしまった欄干の話題も驚きです。是非とも復旧してほしいものです。
そして、何より勾欄まわりの海辺の風景。貝はいくつかあるのに魚は見当たりませんよね?いったい何の物語でしょうか、気になります。
とりあえず、感想のみ。これからの展開に期待してま~す。
先日はお疲れ様でした。サプライズ、ずっこけの一日でした。(笑)
編集委員いや、委員長、長い間ごくろうさまでした。ほんとうに頭下がります。
私も自町調査に4・5年かけてますけど、レポート用紙10枚も行かないでしょう。
つづきご期待ください。ちょとそれは・・・と思う文面もあるかと思いますが、ご了承のほど。