2. 料理;
イギリスのサイト(http://www.bbc.co.uk/food/oregano)をベースにして述べてゆきます。
最初はベジタリアン向けの料理からです。
キヌアとハルーミ ( Halloumi;ヤギ乳と羊乳で作るセミハードタイプの非熟成塩漬けチーズ ) のバーガー
材料(16個分)
キヌア 250g
野菜ストック 250ml
卵 2 個
ベサン粉※ 3TBS
乾燥オレガノ又はタイム 3ts
チリ 1/2ts
ガーリック 3個
タマネギ(スライス) 5 個
ハルーミ 225g
ギー 1ts
塩、ブラックペッパー ―
※ Gram flour ( ベサン粉。ひよこ豆を挽いた粉で、別名、ひよこ豆粉、グラムフラワー、ガルバンゾ粉。) インド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、フランス料理で使われる。水に溶かした物は、菜食主義者料理では卵の代用品として利用される。
方法:
1.キヌアをボールに入れ、そこに冷水500 ml、塩ひとつまみ入れて8時間又は一晩置く。水気を切る。
2. ストックをボイルしてキヌアを入れて柔らかくなるまで10-12分間煮る。火から下して水気を切り、冷ます
3. ボールに卵、ベサン粉、ハーブ、チリ、ガーリックを入れてよく混ぜる。タマネギ、ハルーミ、キヌアを入れて塩、ペッパーで味を付ける。ベサン粉又は水を必要に合わせて追加する。
4. バーガーを16個に分けて手で形を整える。
5. ギーをフライパンに入れて中火にかけ、煙が出るまで熱する。バーガーを入れてスプーンで形を整える。3-4分間又はきつめ色になるまでフライする。スパチュラで反対側をフライする。
6. フライしたバーガーをトレイに移して170-190℃のオーブンで12-15分間焼く。
7. グリーンサラダにレッドオニオン、アボカドを添えてサーブする。
上の料理は、イギリスの、ベジタリンのためのレシピと断った上でのものです。
卵を使って、チーズも使って、バターも使ってベジタリアン?と思ってしまいました。
食べることに興味があって今まで生きてきたのだけれど、そして「ベジタリアン」と称する人たちとも数十年の付き合いがありますが、いまだに理解できないでいます。ベジタリアンの定義?は複雑で、その内容は極めて流動的です。特に分からない点は、目的指向がはっきりしていないのです。しかしそういう人たちがいる限りは、知識として「ベジタリアン」を知っておく必要があります。そこで、適切か否かはわかりませんが、日本ベジタリアン協会のサイト; http://www.jpvs.org/ を引用しました。
1) ビーガン (Vegan)、ピュア・ベジタリアン (Pure-Vegetarian:純粋菜食)
ビーガニズム (Veganism) は、食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方であると定義することができる。
ビーガンは動物に苦みを与えることへの嫌悪から、動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)と卵・乳製品を食べず、また動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)を身につけたりしない人たち。
ダイエタリー・ビーガン (Dietary Vegan) は、ビーガン同様、植物性食品のみの食事をするが、食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない。
フルータリアン (Fruitarian) は、ビーガン (Vegan) との違いは植物を殺さない(絶やさない)食品のみを食べること。 (リンゴの実を収穫してもリンゴの木は死なないが、ニンジンは死んでしまう。)
2) ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian:乳菜食)
植物性食品に加えて乳・乳製品などを食べる人たち。
3) ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian:乳卵菜食)
植物性食品と乳・卵を食べる人たち。牛乳や チーズなどの乳製品のほかに卵も食べるタイプで、欧米のベジタリアンの大半がこのタイプである。
ベジタリアンが短命であることは明白です。なんでも程々にと思いますがね。はっきりとした主義主張があるなら別ですが。