ストラチャテラ ( Stracciatella、卵のすまし汁 )
「卵のすまし汁」のレシピを見つけたのはお菓子を焼いている間に雑誌を見ていた「あなべるお菓子教室」の生徒さんで、2016年の9月号の “ bon appetite “ の記事からです。上にあるように6892 サウスイースト・ベルモント・ストリート ポートランド, オレゴン州にあるレストラン、コキーヌ(Coquine)のシェフKaty Millardのレシピです。「朝食には大きなワッフルよりも軽いものがいい。冷凍庫にはいつも”ダシ”を入れている。卵をとじて入れれば済むし、好きなものをいれてもいい。スナップエンドウ( julienne sugar snap peas ) や野菜を入れてもいい。」と述べています。私が見落としていた記事を見つけていただいて、写真を見て「きれいな卵のすまし汁ですね。」と指摘していただいた。たくさんの目で見ると自分一人では気づかなかったものが見えてくる。ほんとに嬉しい。
菊の花が咲くようにきれいにとじた汁をまさか bon appetite で見ようとは思ってもいなかった。後ろの方のページに A GOOD EGG ( IDEA ) が出ていたのでご紹介しようと思う。日本のサイトではここまで細かく「卵とじの作り方」を述べたものを知らないので、(私だけかもしれないが、)載せておきます。『』内が引用した部分です。
『日本のスープを使い、ストラチャテラ※の方法で熱いブロスの中に溶きほぐした卵を入れると、羽のように軽やかに仕上げることができ、簡単で満足のいく夕食を平日にいただくことができます。』
※ストラチャテラ ( Stracciatella、イタリア語で細かく割いたの意 ) はイタリアのスープでミートブロスの中に卵を垂らし入れて混ぜてボイルしたもの。下のサイト内では優しそうなイタリアのお姉さんが実演をしています。https://www.youtube.com/watch?v=JWZZqbk8Jss
『1. 卵をよくほぐし卵のかたまりをとります。
2. だしを深い鍋で、弱火で加熱します。ホイッパーでかき混ぜてだしの”渦”を作ります。
3. だしを一定の動きでかき混ぜます。卵の中にだしが流れ込むように鍋の約1インチ上から卵を流し入れます。こうすると卵にすぐ火が通ります。』
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