【アントニオ】ストレスたまる週末

金曜日は日帰り出張、週末は磐田～新潟旅行というハード日程のせいで、体調を崩しました…。
鹿島が負けたせいで、ダンナの機嫌も良くなかったし。踏んだりけったりです。

それにしても、野沢とガブという去年までのレギュラー2人が一気に抜けたことは、相当痛いですね。
今年の大迫は、かなり成長している気がしますし、興梠も去年よりはマシだと思うんですけど、いかんせん、チャンスが少なすぎます。
「少ない決定機をモノにする」タイプのFWではないんですから、あれだけ攻撃の場面が少ないと、どうしようもないです。

それでもあの試合では得点できるチャンスが2回はあったと思いますけどね…。
そこで点数が入っていれば、試合展開は全然違ったでしょう。
1点目はマークのずれをつかれての得点、2、3点目は前掛りになったところにカウンターを受けてのものですから、別に守備が崩壊していたとかではないんですよね。
だから余計に攻撃のアイデアのなさにイラつくというか…。

まあ、やっている本人たちの方がストレスを感じているとは思いますけど。
岩政とか遠藤とか、見ていて「ダメだなぁ」と思う選手の方がイライラして見えるというのは、きっとそういうことなんでしょう。

と、後ろ向きなことばかりを書いてしまいましたが、ちょっとだけ良い話も。
我々はスタジアムから磐田駅までタクシーに乗ったのですが、運転手さんが、

「1、2年前の低迷期に磐田のフロントの人を乗せたことがある。その時、“ウチは、良い若手が育ってきていますから。見ていてください”と言っていた。その成果が今年、出てきているんですかね」

とおっしゃっていました。
多分、その通りなんだと思いますし、世代交代というのは、やっぱり簡単ではないということですよね。
ストレスたまることは確かに多いですが、こういう苦しい時期を一緒に乗り越えて得られる喜びというのもあります。
ひとつひとつの試合に一喜一憂しながら、でも、長い目でチームの成長を見守ることができるといいですね。

（ダンナより）
素人なりに、現状について考えてみました。
失点が多いので、とかく守備が守備がと言われています。
でも、今季は、守備の問題ではなくて、攻撃の方が問題だと思っています。

リーグ戦で、東京に勝つまでの失点は1、1、2、0、3ですから、単純に攻撃陣が1点ずつとれていれば、それだけで1勝2分は出来ますし。

攻撃が組み立てられないから、ボランチを減らして、トップ下に人を入れる。
でも、それだと守備が安定しなくなる。
ダブルボランチにすると、守備が安定するけど、攻撃が組み立てられない。

このジレンマですよね。
磐田戦も、3失点ですが、上にも書いてある通り、ゲーム終了近くの2失点は仕方のないものだったと思います。
例え、失点しなくても、1-0で負けていたんですから。

あれだけ、攻撃が組み立てられないと、守備が持ちこたえられません。
攻撃の時間が短くなりますし、相手にボールを奪われる位置が自陣に近過ぎますから、守備陣は休めません。

まあ、磐田戦の1点目は、守備陣の責任ですけれどね。
でも、守備から入ろうという意識は出来ていたと思います。
中盤でのプレスもかかっていて、これはやられないだろうと思っていた矢先の失点でした。
それでも、同点に出来るチャンスはありましたし、後半開始からの鹿島の時間帯で得点出来ていればと思います。

現在のところ、リーグ戦での得点は11点ですが、これは、ガンバ戦の大量得点があっての11点です。
変な例えですが、あの5点が1点だったとすると、7点になります。
これは、最少得点の新潟の6点、次の札幌の8点と、肩を並べる数字ですよ。
無得点のゲームが、7ゲームもあっては…。

守備と攻撃は、切り離せないものですから、どちらがどうこうとは決められないでしょうし、攻撃の選手、守備の選手、それぞれに言い分はあるでしょう。
攻撃陣が入れ替わっているという点から言うと、ここ2年で、マルキ、野沢、ガブの3人が抜けました。
この3人は、守備もしていましたよね。
マルキや野沢が、自陣深くまで戻って守備をすることは度々ありましたし、ガブはゴールライン際まで戻って守備をしてくれることも多かったです。

今季は、そういったシーンは数が少ないですよね。
監督が替わっていますから、一概には言えませんが、もし、そこまでを攻撃陣の役割とするならば、守備の崩壊も、攻撃陣の責任だと思っています。

得点が取れずに失点が多いと、攻撃陣は点を取りたいでしょうから、意識が前に行って守備には戻れません。
守備陣は失点が多いと、慎重になってリスクをおかして攻撃出来ません。
攻撃と守備は、難しいものですね。

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