株式会社オフィス総合研究所

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梅林学区自主防災会

2015年04月12日 07時27分23秒 | 広島土砂災害
梅林学区自主防災会
 
昨日は、梅林学区自主防災会対策会議に
参加しました。

メインの議題は、防災マニュアル作成と
連絡体制、連絡系統図の作成についてでした。

     <防災マニュアル>

まずは、防災マニュアルに載せる防災マップ
の修正を町内会ごとに6つのブロック分けをし、
それぞれで行いました。

防災マップは前回の会議でそれぞれ現場を視察し、
情報収集を行いましたが、その情報をもとに再度
確認・修正を行いました。

      <それぞれのブロックで防災マップの修正>

  <具体的に避難経路、危険箇所、一時避難所等を写真入りで記入>
 
 
避難経路や危険箇所、一時避難所の情報は
命を救うためにとても重要な情報です。
いかに分かりやすくするかがポイントになります。
 
その後、連絡体制、連絡系統図の作成について
各町内会へ説明があると、会場は紛糾していきました。
 
ある町内会長さんが、携帯電話番号や家族構成等
の情報は個人情報なので収集することが難しいと。

また、そうでなくても町内会に非協力的な人が多く、
防災会の防災会長、避難誘導班長、応急活動班長、
情報連絡班長の役を決めろといわれても、現町内会
の役員が兼務するしかないので、防災計画はつくるが、
作っただけに終わる可能性があると。

その町内会長さんの気持ち本当に良くわかります。

また、特にマンションに住まれている人は、町内会に入らない
人も多く、その人たちについてはどうするのか?と。

自主防災会としては、町内会に入っていない人にも
連絡はしてほしいと。

今まで町内会長さんがためていたものが一気に
吹き出てきたような感じでした。

結局最後は、「できる範囲でできることをしよう」
いうことに落ち着きました。

防災では、「自助→共助→公助」と言われています。
まずは、自分自身で命を守る行動を取ることです。
その後は、家族や近隣の人を助ける。
最後は消防や警察に助けてもらう。

今回の土砂災害のように、一刻を争う場合は、
本当に共助の部分が大切になります。

そのことがわからない人にはわからない。
「この町をなんとかしよう」という人たちが
少しずつ伝えていくしかないのでしょうね。

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