地銀がメガバンクと連携し海外融資を後押し!?
金融庁が地方銀行とメガバンクが連携して海外融資
をすることを後押しするとのことです。
以下は東京新聞の記事
金融庁が、地方銀行がメガバンクと協調して海外の
大型事業に融資しやすいように検査方法を見直す
方針を固めたことが十八日、分かった。
人口減少などで国内の貸し出しが先細りとなる中、
地銀が海外向けの融資を増やし収益源を拡大する
のを後押しする。
地銀がアジアなどで協調融資に加わる動きが加速しそうだ。
金融庁は早ければ七月から始まる次の事務年度に導入する。
こうした事業融資はプロジェクトファイナンスと呼ばれ、
高速道路や鉄道といったインフラ整備に活用される。
融資額が巨額となるため、複数の金融機関が協調融資
することが多い。
メガバンクは地銀から資金を集めれば、より多くの案件を
獲得できる利点があり、最近は事例が増えている。
以上
金融緩和で地方銀行も低利の資金を大量に提供できるように
なってきています。
しかしながら、地方銀行の本来の貸出先である中小企業の
資金需要は乏しい状態です。
銀行はお金を貸して始めて利益がでます。
借りてくれるところが無ければ、倒産してしまいます。
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だからと言ってメガバンクと連携して海外融資をするのは
いかがなものかと思います。
海外融資はメガバンクにまかせればいいと思います。
以前の記事にも書きましたが、地方銀行の役割として、
もっと地方の中小企業に焦点を当ててリレーションシップ
バンキングとしての役割を果たすべきだと思います。
企業の担保や保証に過度に依存するのではなく、
経営指導、経営支援を行い、企業との関係性を深める
べきであると思います。
金融庁の今回の対応は、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)
へ日本が参加しなかったことに対抗するものかもしれません。
でも、海外融資に失敗した場合、地方銀行に対応できる体力があるので
しょうか?
そのつけが中小企業にくるとだけは避けてもらいたいと思います。
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