川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

2/23(木) 千年も辿れば根っこは同じ民・BMI 6つも差がある間柄・我が家にもスイセン咲けば爪木崎

2023-02-23 | 川柳

 

今日の川柳

 

千年も辿れば根っこは同じ民

せんねんもたどればねっこはおなじたみ

 

平安時代の日本の人口は約500万人であったといわれる

高々2,3世代の家系図なんぞ持ちだしてわが家系は、なーんて・・・。

その浅はかさ、安っぽさにはただ呆れるばかり。

 

 

BMI6つも差がある間柄

びーえむあいむっつもさがあるあいだがら

 

同じ20台でも見た目はだいぶちがうのだが・・・。

 

 

我が家にもスイセン咲けば爪木崎

わがやにもすいせんさけばつめきざき

 

スイセンには違いなく。

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月20日(日)

シャモニー→アオスタ(イタリア)→シャモニー 

天気は相変わらずよくない。

お父さんの提案で、モンブラントンネルをくぐりイタリー側へ行ってみよう、

山脈の向こう側は天気がいいかも知れないからという。

さっそくその案をいただくことに。 

モンブラントンネルは、自動車専用のトンネルで、距離はなんと11.6kもある。

簡単にフランスからイタリー側へ行くことができるトンネルである。 

トンエンルを潜り抜けたら、予想していたように、イアタリー側は晴天。

目の前に、モンブラン山群の岩山が雪を被っているのが望める。

その神々しい姿に感動した。その隣にはあのグランドジョラスが・・・。 

麓の町で20$をL.に変えてもらう。

グランドジョラスが見晴らせる丘の草原に横になる。

陽があたりなんとも心地よい。 

お父さんはここからケーブルに乗り、モンブラン越えシャモニーヘ戻るという。 

我々3人はそのまま車でAosta, Matigny(スイス)を経由して、山道を辿りシャモニーヘもどることにする

~続く~

 

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2/22(水) ボス来るキウイの孤高安堵せり・レポートをフェイクと見破る教授力・アバターに旅の代理はさせらねぬ

2023-02-22 | 川柳

今日の川柳

 

ボス来るキウイの孤高安堵せり

ぼすきたるきういのここうあんどせり

 

ゼレンスキーの思いががひしひしと伝わってくる。

 

 

レポートをフェイクと見破る教授力

れぽーとをふぇいくとみやぶるきょうしりょく

 

大学生のレポートもAIが作れる時代。

本人が書いたものか、AIが作成したものか見極める眼力が必要。

 

 

アバターに旅の代理はさせらねぬ

あばたーにたびのだいりはさせらねぬ

 

こればっかりは。

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月19日(土)  

ベルン→シャモニー   走行距離73k 

薬が効いたのか、頭痛はとれた。

ホテルといっても名ばかりの小さな宿を、午前9時に出て、シャモニーへ向かう。

天気は相変わらずよくない。

途中で小学生からなる団体バスに追いつく。陽気な子どもたちだ。 

 午前10時30分、シャモニー着。

道路端に車を止め、世界一高い高所(3842m)まで行くというケーブルに乗る。

かなり寒い箇所であるもの全て着て乗り込んだ。

終点のエギュードミディまで往復30F(1800円)。

中間駅で乗り換える。 

ケーブルの規模は大変大きく、一つの箱にゆうに50人が乗れるほどの大きさ。

ケーブルの勾配も大変急で、斜度は30度もあろうか。

辺りは霧に包まれているがガスの切れ目から目前に迫る岩肌が下へ下へと流れ去っていく。

中間駅の気温は0度。標高は2500m。

シャモニーの町がはるか下に見える。 

中間駅からのケーブルは、それまでのものに比して半分ほどの大きさ。

いよいよエギュードミディに向かう。

視界は全くきかない。

終点は氷点下の銀世界。

しかし視界がきかないので高所の実感がない。

あるとすれば軽い高山病か頭痛で頭がグラグラすることか。

休憩所でコーヒーを飲みながら待つこと約2時間。

霧の切れ目が数回あったが、モンブランは見えず。

シャモニーの町がかすかに見える程度。気温はマイナス5度。

風も冷たく残念ながら下へ降りることにした。 

シャモニーの街は有名観光地らしく、観光客や登山客、避暑客でごったがえしている。

日本人の姿も多い。

簡単な昼食(ホッドドッグ、フランス風お好み焼き:中味はジャム)をとる。

さらに車で30分ほどのArgentine へ。

Zimmer らしき宿がないので、ホテルへ。一人19F。(1200円弱)。

デラックスな設備ないが、ふつうに泊まるだけなら、こちらでは格安のホテルがけっこうある。

こちらのホテルは空き室があれば、飛び込みでも歓迎してくれる。

ホテルの従業員も洗練され、丁寧に対応してくれる。

日本でよく聞く話だがフランス人は話せても英語はしゃべらないというのは、ホテルに関しては嘘。

きちんと話し、聞いてくれる。

それから観光地では英語も可。

市民のなかには、しゃべれない、しゃべらない人はいるかもしれない。 

夕食はフルコースをとる。

値段が気になるが、それはそれでまた明日の話。

~続く~

 

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2/21(火) シャンシャンシャン一本締めの上野山・老体を纏う衣も虫食われ・グラタンは自己流拘る喰いしんぼ

2023-02-21 | 川柳

今日の川柳

 

シャンシャンシャン一本締めの上野山

しゃんしゃんしゃんいっぽんじめのうえのやま

 

ありがとう。また来いよ。

 

 

老体を纏う衣も虫食われ

ろうたいをまとうころももむしくわれ

 

まあ仕方ないか。

 

 

グラタンは自己流拘る喰いしんぼ

ぐらたんはじこりゅうこだわるくいしんぼ

 

クリームシチューをつくったついでにマカロニグラタンをつくってみました。

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月18日(金)  

グリンデルヴァルト → ベルン 走行距離252k 

今日は残念ながら小雨模様。視界もきかず。

アイガーの北壁も濃い霧の中。

ひとまずここ(グリンデルヴァルド)を離れることにした。 

ベルン着。

買い物をした。

親父への土産としてオメガの腕時計。約2万円。それとテーブルクロスを購入。 

風邪をひいたらしく熱っぽい。

昨日の冷えと疲れがでてきたのかもしれない。

ホテルで薬を飲み、早めに就寝した。

~続く~

 

 

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2/20(月) 故郷も リニアの大穴 貫かれ・悍ましく 戦前という 近未来・ ジムの日は酒も解禁大手振り

2023-02-20 | 川柳

 

今日の川柳

 

故郷もリニアの大穴貫かれ

ふるさともりにあのおおあなつらぬかれ

 

 

東京大田区も大深度リニア掘削工事が始まる。

 

 

悍ましく戦前という近未来

おぞましくせんぜんというきんみらい

 

今は戦前ではないかとの論を耳にする。

とんでもないことだ。

老爺の切なる願い。

 

 

ジムの日は酒も解禁大手振り

じむのひはさけもかいきんおおてふり

 

ジムに行った日はアルコールOKと、勝手に自分で決めている。

やはり体を動かした日は気分も爽快、呑みたくもなる。

一方、デレデレした日はそれほど酒も旨くない、

それならいっそのこと止めてしまえとなった次第。

今年から飲酒は週三回(月・水・金)にした、いやしている。

これも、【のんあるハイボール:サントリー】のお陰。

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月17日(木) サンモリッツ→グリンデルワルド 

昨晩は宿で快眠

あいにく今日は小雨。 

今日の目的地は、憧れのグリンデルヴァルド。

アイガー、ユングフラウ、ヴェッターホルンを眺められる景勝地。

昨日に続いて道幅が狭い山岳道路が続く。

おまけに霧がかかっていて、視界は10数m。

前を行く車のテールランプを頼りにゆっくりと進む。

道は登ったり降りたり。 

スイスの山々は、ドロミテ山群と異なり、主に結晶片岩、片麻岩からなり、

山容も日本アルプスと規模こそ違えよく似ている。

親しみのある山容である。 

道は、すれ違いがやっというほどの狭さ、神経を使う。 

途中二度ほど、ヤギの群れに出会い、立ち往生。

子ヤギが窓に足をかけ車内を覗きこんだ。愉快。 

 街道の途中、間近にローヌ氷河に出会うところで、見学。

氷河をトンネル状にくりぬいて氷河の中に足を入れることができる。

中は青味がかった色彩で、幻想的な雰囲気。

氷体はモレーンや岩片など意外少なく、氷からのみ。 

インターラーケン、午後5時着。

大きな二つの湖に囲まれている町だ。

グリンデルヴァルドまで数十分のところだが、宿はどこも満員のようす。

町の下でキャンプすることにした。

食事は、ワイン、卵焼き、ご飯、みそ汁、その他。

気温が低いのに閉口するが食事をしたせいで体が暖まる。 

夕刻、西の空が夕焼けになり、アイガー北壁、ベッターホルンがほんの少し顔を出した。

明日は晴れるように! 

ブリュッセルをスタートして今日で15日、走行距離は3200kになった。

ハイウエイ、一般道、山岳路、街中の小道、変化に富んだ行程であった。

宿もユースホステル、ホテル、Penssion, Zimmer、キャンプとこれまたいろいろなところに泊まった。

それぞれによいところがあり、ヨーロッパの自動車旅行は快適の一語に尽きる。 

道・施設・宿泊・食事いずれも車で旅する者を迎えるかのように整っている。

今日は街道の途中で、今回の1972日本YH協会主催のヨーロッパを巡る旅行で、

バス(1台)で各地を回っているグループに出会う。

窓から手を振ってくれた。

うれしかったな。

やはり同胞、街中で会うとヤーと互いに手を上げる。

~続く~

 

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2/19(日) 種子島 火 噴かなければ ただの筒・ゲルギエフ 古巣で生気 取り戻し・飽食や エサ台尻向け 四十雀

2023-02-19 | 川柳

 

今日の川柳

 

種子島 火噴かなければ ただの筒

たねがしまひふかなければただのつつ

 

H3ロケット、発射を楽しみにしていたが、メインエンジンのみ点火。

 

 

ゲルギエフ 古巣で生気 取り戻し

げるぎえふふるすでせいきとりもどし

マリインスキー歌劇場(サンクトペテルブルグ)

 

ロシアのウクライナ侵攻で割りを喰ったヴァレリー・ゲルギエフ。

ベルリンフィルの指揮者を追われ、ここ2年消息不明だった。

そして今年に入り、古巣のマリインスキー交響楽団指揮者で再デビュー。

You Tubeで何気なく検索していたら【 Mariinsky tv 】というサイトでの演奏会を見つけた。

なんとかのゲルギエフが指揮しているではないか。

いぜんより若々しく、しゃれっ気も出てきている。

古巣に戻り解脱したのだろうか、これからが楽しみ。

ちなみにマリインスキー歌劇場管弦楽団は、ロシアの交響楽団の伝統が引き継がれており

重厚な弦・管楽器の響き、小生のお気に入り楽団の一つ。

楽団といい指揮者といいかつての実力を発揮し、これからが楽しみ。

実況は、You Tube: Mariinsky Tv. で視聴(無料)できる。

 

 

飽食や エサ台尻向け 四十雀

ほうしょくやえさだいしりむけしじゅうから

 

当たり前だが小鳥も学習能力が高く、賢い。

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月16日(水) 

ボルツアーノ→ サンモリッツ   走行距離 145k 

 

 一級国道とはいえ細い曲がりくねった道路。

「太陽の谷」と呼ばれる明るい谷あいの道をスイスへと向かう。 

 街道筋の途中の街々や行楽地、広場は、お祭り気分。

フルカ峠 小休止

フルカ峠、中欧と南欧を結ぶ要衝。

昔から数多の旅人がこの峠を越えている。

あのモーツアルトもイタリア演奏旅行の際通った。

露天商も出ている。

フルカ峠のお祭り広場ではバザールが開かれている。

軽登山靴を11.5$で買う。 

 マレトレセンダを経て、午後2時過ぎサンモリッツ着。 

眼下に青い氷河湖を抱く山の中腹にあるおしゃれな街だ。

ショーウインドウも高級品を取り揃えている。Barにて110$をスイスFへ両替する。 

残金は200$と6万円。

一日10$の予定なので今後の行程では多少余裕がありそう。 

 午後5時、街から30分ほど走ったところの小さな村で宿をとる。

宿代80SF。 

 夜遅くなって宿近くのレストランで夕食。

赤ワインをたっぷり飲みながら、フルコースの夕食をとる。満足。 

~続く~

 

 

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