がっつりさんの日々

がっつりさんこと、soraが、アニメの感想(時々、漫画や声優さんの事も)、落書きと共に語るそんなブログ。

小説の感想っぽいの?

2015-05-26 19:25:54 | 別腹

「有頂天家族」の小説を読んだ。
アニメ化もされたけど、アニメは観て無くて、そのまま忘れてたとこに
新聞の記事で、作者さんのインタビューを読んで、興味持ったので読んでみた。


先に言っとくと、面白かった!

登場人物もみんな魅力的で、ひと癖ありそうな狸や天狗や人間が面白おかしく立ち回る。
ラストの盛り上がりは、疾走感があって、一気に読めた。
なんといっても、下鴨一家の温かさが心地よかった。

全体的に面白いのだけど、文が個性的で、読みにくかった・・・。
特に、わたしは、この作者さんの小説は初めてだったのでよけい読みにくかったのかも。
3回ぐらい読んだら、慣れてスラスラ読めるのかも!?

あと、設定が、一つ間違えたらラノベなのもちょっと・・・。
まあ、ラノベと小説の間ぐらいなのかな??

あとは、今まで読んだ小説の中で一番漢字が読めんかった!(大げさ?)
自分の漢字力の無さにヘコんだ・・・。

そんなこんなで、特にお勧めはしないものの、面白かったよ、って事で。

落書きは、末っ子の矢四郎と、カエル姿のまま元に戻れなくなった次男の矢二郎。
何かと頼りなかった矢四郎が、最後に思わぬ活躍を見せてくれて、ちょっと嬉しかった。
カエルの矢二郎も、大活躍してて、読んでて気持ち良かった。

あ、落書きは、わたしの頭でイメージしてた矢四郎だったりする。
アニメ観てた人、ごめんなさい。

そして、意地悪な金閣と銀閣の双子が面白かった。「樋口一葉」が秘かにツボだった。