昔の話・・・。物心つき過ぎた頃のわたしが出会ったのは、今では伝説(?)にもなってる、大ブームになった「機動戦機ガンダム」。
その何年か前に「宇宙戦艦ヤマト」の映画でアニメブームが起こり、それが落ち着いた頃だったんだと思う。
みんなが「ガンダム」に夢中になり、わたしも例にもれず、夢中に。
今、何が好きだったのかと聞かれると、うーん、って感じになってしまうけど、分かりにくい本格的なストーリーが良かったのかも!?(難しいのって意外と好き)
キャラも多彩で魅力的。それぞれのキャラにファンがついたりして面白かった。
それから、「ガンダム」っていうと、大人も楽しめるアニメって感じなのに、主題歌はすっごくアニメちっく。ロボットの名前連呼するような。それがなんだか、かっこいい。
多感(?)時期に出会った「ガンダム」、わたしの心に確かにタネを落としていった。そして、今、開花中。
落書きはアムロ。うーん、こんなだったかな?って感じで。服の色とか忘れちゃったよ。
私もかなりうろ覚え……カラーかどこかに黒が入ってた気がしますが、正確なところは憶えておりません。
そうだねェ……それまでのアニメってば勧善懲悪がモットーで、
ビジュアル的にも正義の味方と悪役がはっきり区別されてました。
しかも一話完結形式がほとんどで、だから小さな子供が見ても分かるようになってたのよね。
ところが「ガンダム」は分からなかった……(笑)
はっきり言って主人公側より、敵方の方がカッコ良いのが多かったぐらいだし。
で、ストーリーが進めば進むほどそれぞれにドラマがあって、それに共感出来て、
単純にどっちが良い悪いなんて決められなかった。
主人公のアムロにしても、現実のあの年頃の少年と等身大でしたね。
多分、等身大キャラの元祖にあたるのではと思ってます。
そう言えば「ヤマト」の敵役のデスラー、あの人も物語が進むほどに味が出て来たりして、
単純に「悪役」ではないキャラでしたね。
でも、「ガンダム」って、どっちが悪いとかって言い切れないところがあって、戦ってるのも人間同士だし、リアルな感じがした。
アムロも今までのヒーローと違って、泣いたり怒ったりスネたりと、観てる人と近い存在だったと思う。
「ガンダム」がヒットしてから、結構、そんなヒューマンなドラマのアニメが増えたと思います。見応えはあるけど、ちょっと難しい部分もあるような・・・。わたしは、理解するのに必死。
そういえば、デスラーって、スターシャに片思いしてたんですよね。なんだか可愛いヤツです(笑)。