一昨年の7月、大腸癌の手術をし 抗がん剤治療を受けていた母ですが、
昨年末にMRI検査を受けたところ 肺と肝臓に転移してるのが判り
今までの内服薬に加え、週1回の点滴治療も始まりました。
3月頃までは身体には変化は無かったのですが、その後いろいろと変化が現れました。
両手の指先がアカギレの様に切れては出血し、痛みをもった湿疹が足の裏に出来て歩行が困難になり
足の指も爪との間からの出血。
肌はカサカサになり鮫肌のように・・・
目は、前から緑内障の治療をしていたのですが、それが悪化して視力がほぼゼロに近い状態に。
口内炎で食事も思うように出来ず、味も分らない。
身体も衰弱し、気力も低下。
こんな状態で、母は一人で暮らしていました。
母が住んでいる所の前には兄夫婦がいるのですが、余り面倒を看てくれず
かと言って おばちゃんが引き取って面倒を看るには今の家の状態では無理だしね。
そんなワケで主治医に相談して、今ならベットも空いているので、入院して手と足の治療を
しなさいとの事で、木曜日に母は入院しました。
金曜日は早速、手と足の治療を受けましたが、午後からは腹部エコーとCTスキャンでの検査。
まだ結果は聞いていないのですが、こちらは多分 癌細胞の転移の確認等ではないかと。
一昨年手術を受けた時、転移の可能性大であるとは聞いていたのですが。。。。。
肺や肝臓に転移していると言う話。 母から直接電話で聞きました。
そう! 主治医は母に直接話したようです。
気の弱い母には残酷な宣告です。
父も同じ病院で大腸癌で亡くなっていますから 母は父の当時の様子と照らし合わせて
今 自分がどんな状態なのかを判断してるようです。
しかし、父は抗がん剤治療による延命はしなかったので、母には 『 父さんの時とは違うよ!!』 とは言うのですが
やはり弱気になっているので、悪い方へ悪い方へと考えているようですね。
手足からの出血も、今治療で使ってる点滴を止めれば出血も止まり治ると言われたそうですが、
止めると言うことは、延命はしないと言うことになり、最悪の事態に向かうということに
なるのではないかと思うのですが。
そう思うのは 自分だけでしょうかね??
父の遺言で、『 母さんを頼んだぞ 』 って、言われてるから、兄嫁と何かと衝突するけど
母の希望を聞いてあげて 一日でも長く生きて欲しいと思う 今日この頃です。