兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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旬の食材? しろ菜

2021年09月30日 | 旬の食材

いつものJA直売所でお野菜を買うことが多いです。

先日はしろ菜というお野菜を初めて購入してみました。






大学時代からは静岡に その後は少し関東に住んでいましたが、しろ菜という野菜はあまりお目にかかることがなかったように思います。

しろ菜ってどうやって食べるのかな?と調べながら、書いています。

 

しろ菜って 漢字で書くと白菜なんでしょうか?それだとハクサイですよね。

しろ菜はアブラナ科の結球しないハクサイの仲間だそうです。関西方面で作られていたようで、大阪しろな とも呼ばれているようです。

近年は小松菜に作付け転換が進んでいて、栽培されている農家さんもへっているという記事もありました。

 

関西だけなのかな?こうやって食べられるのは。

 

夏場の葉物野菜として出荷されるので、初夏から夏に多く出回っているようですが、基本的にハウス栽培などもあり通年楽しめます。

 

しろ菜は緑のお野菜になるので、ベータカロチンが豊富に含まれます。βカロテンは抗発がん作用や免疫賦活作用で知られていますが、体内でビタミンAに変換されることで、髪の毛の健康維持や視力に対しての良い作用、粘膜・皮膚の健康維持などの作用があります。

お野菜全般ですが、カリウム・カルシウムなどのミネラルも豊富です。

カリウムはナトリウム(塩分)を体外に排泄させる作用があり、高血圧には効果があります。

長時間の運動後の筋肉のけいれんなども防ぐ作用があります。

カルシウムは骨を丈夫にして健康を維持します。

その他、ビタミンCも豊富です。夏の疲れた肌にも良い成分ですね。

 

しろ菜は灰汁やクセがほとんどないということなので、今日は油揚げと一緒にさっと煮にしました。

柔らかそうな葉なので、サラダに行けるのかな?と思いましたが、一般的には生では食べないようですね。

ハクサイや小松菜と同じお料理につかえるイメージですね。

 

 

いろいろな食材を取り入れて、体の中から元気に過ごしたいですね。

 


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旬の食材 ぶどう

2021年09月02日 | 旬の食材

ぶどうやイチジク 秋の果物が出回り始めましたね。

当院のある北播磨地区は 大好きなイチジクもそうですが、ぶどうの生産も積極的にされています。

三木や加西 など有名なぶどうが多く、JA直売所でも購入できます。

当院のある東条地区にも有名なブドウ農家さんもあります!

 





今日はブドウの栄養価のお話を書いてみたいと思います。

ぶどうはワインの原料ともなり、赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれることは有名ですね。

ぶどうにはポリフェノールが豊富です。ポリフェノールは抗酸化作用があり、特に皮や種の部分に多く含み、癌や動脈硬化の予防に効果があるといわれています。

またその中のアントシアニンは色素成分で赤色や黒色のぶどうにたくさん含まれており、目の疲れなど視力回復につながる成分として注目されています。皮の渋み成分であるタンニンもポリフェノールの一種です。

また、ぶどう糖という言葉の通り、糖質を多く含みます。ぶどうには果糖とぶどう糖が含まれます。脳や体を動かすエネルギーとして利用できます。一方、吸収されやすい糖分ですので、糖尿病の方では急な血糖上昇に要注意です。

 

ぶどうやワインの酸味成分である、酒石酸という成分も含みます。ぶどう特有の栄養素のようです。

酒石酸は消化吸収されにくいため、腸管まで届き、腸内細菌のエサとして利用されます。腸内細菌が活発になり、腸内環境の調節につながります。

その他、ビタミンやミネラルも大変豊富です。

 

ぶどうも私が小さかった時に比べてずいぶんと種類が増えましたね。

先日、道の駅にブドウを見に行った時にも 表が張ってあり、何種類もの(10種類はあったと思います)ぶどうのそれぞれの風味、香り、甘味や酸味の特徴などが記載されていました。

時期で少しずつ手に入るぶどうも変わってきますが、品種によって食べ比べてみてもとても楽しいですね。

 

旬の食材をぜひ手に取って楽しんでみてください。

 

 


 

 

 

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旬の食材 ピーマン

2021年08月24日 | 旬の食材
こんにちわ!
風は涼しくて、けれど、蒸し暑くて?変な天気ですね。風があれば過ごせますが、暑いです。

旬の食材
たくさんありますが、今日はピーマンのお話です。
ピーマン、ありがたいことに患者さんからたくさんいただきました。
普段はJAの直売所で買ったり、スーパーで買うことが多いのですが、頂けるととても助かります。


ピーマン
子供達の中でも体に良い食べ物というイメージみたいです。
読んだ絵本にグリーンマントのピーマンまん、という可愛いのがあったからでしょう。





ピーマンの旬はまさに今!6-9月ごろの夏が旬のお野菜です。
ピーマンの栄養はビタミンCが豊富です。 普通のピーマンにも豊富ではありますが、パプリカの方がさらに倍以上多いようですよ。
風邪の予防や疲労回復、夏場の日焼け後の肌荒れなどに効果があります。

緑黄色野菜でβカロテンも豊富です。抗発がん作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他、ビタミンAに変換されて目にいい成分と言われます。髪の健康維持にも良いです。






ピーマンの苦味はポリフェノールの一種、「クエルシトリン」にピーマン特有の匂いが加わり感じるということがつい最近(2012年)分かりました。
この「クエルシトリン」には高血圧抑制や抑うつ作用などの効果があります。

緑のピーマンの緑色素はクロロフィルで強い抗酸化作用があります。悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ血中コレステロール低下作用があると言われます。
クロロフィルはピーマンの他にほうれん草やクロレラ、緑茶などに含まれます。


食品にもいろんな成分がありますね。
知らないようなものも調べるとたくさんあります。


身体に嬉しい成分のたくさん含まれる旬の食材です。積極的に取ってくださいね!!







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旬の食材 オクラ

2021年07月14日 | 旬の食材
ここ数日、夕立のような激しい雨が
連日降ります。
思いがけず警報が出たりもするので、気象情報が気になる毎日です。

昨日は小学校の立ち当番で朝から旗を振ってきました。知ってる子が通ると嬉しくて声かけたくなりますが、そうでなくても朝からおはようございます!と挨拶してくれる子も多くて、気分は良かったです。

曇り空が途中から晴れだして、暑いくらいで慌てて日傘をさしました。



さて、今旬の夏野菜がたくさん出回っていますね。
自宅でもキュウリやトマトがたくさん取れ始め、楽しんでいます。






今日はそんな中、うちの子供たちが大好きなオクラのお話です。
農協直売所では一袋100円くらいで新鮮なオクラが手に入ります。一気に食べてしまうので、よほど好きなのだと思います。


オクラの旬は夏ですね。これからが本番の夏野菜です。
ネバネバしてるものは体に良さそうなイメージで、納豆やめかぶ、そしてオクラ!が代表でしょうか?!



オクラのネバネバはガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維です。 ペクチンは整腸作用を促してコレステロールを排出したり、便秘を防いで大腸ガンを予防する効果があると言われています。
ネバネバと食物繊維の効果で食事の時に一番最初に食べると急激な血糖上昇を防ぎ糖尿病の血糖スパイクを防止するという話も聞きます。



また、とっても深い緑で緑黄色野菜に分類されます。緑黄色野菜にはβカロテンが多く、オクラはレタスの三倍以上含むようです。
βカロチンはビタミンAに変換されて、髪の毛の健康や視力維持、皮膚粘膜状態の改善などに働きます。

また、野菜にはカリウムが多いですね。オクラにもカリウムは多く含んでいます。
カリウムはナトリウムを排泄する働きがあるため、高血圧やむくみに効果があります。
また、長時間の運動での足のつり、などを防ぐ働きもあります。
カルシウムも豊富に含む野菜です。
カルシウムは骨粗しょう症予防のためにも積極的に撮りたい栄養です。
牛乳やチーズなどの乳製品のイメージがありますが、オクラなどの色が濃い野菜にも含まれるので意識して摂ると良いと思います。

その時期ならではの本当に美味しい食感や味が楽しめるのが、旬の食材です。ぜひ新鮮なお野菜を楽しんでくださいね!




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